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こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。
■放送日時 第2・4木曜日 9:29~9:49
■提 供 株式会社マインズ
メインスピーカー
株式会社マインズ 代表取締役社長
河本 尚吾
MC
FM GENKI パーソナリティー
中村 佐織さん
中村 河本さん。年内最後の放送になりました。
河本 早いですね。一年。
中村 早いですね。本当に。
河本 会社でも喋ってましたけど、歳の事は言いたくないですけど、取るごとに早くなるのかなみたいな…。
中村 あははは(笑)皆さんそうおっしゃいますよね。
河本 はい。本当に早いです。
中村 この“マインズのわくわくキャリア相談室”もね、こうやってまた年を越せるって言うんでしょうか。非常に有り難いなーという風に感じているんですが。
河本 3年?4年?
中村 ですかね。そのくらいになるんでしょうか?
河本 3年、4年くらい。5年!?ちょっと覚えてないんですけど…。
中村 おー!そんなによくぞ。
河本 ネタがありましたね(笑)
中村 毒を吐く事がありましたね!(笑)
河本 そんな吐いてないつもりでいますけど…
中村 本当ですか!?年々良い感じになってるんじゃないかななんていう風に思うんですが。河本さんご自身、この一年っていうのはどういう年でしたか?
河本 変化の一年でしたよ、やっぱり。新しい事に挑戦する一年でしたけど、よくよく考えたら毎年何かをやってるんで、落ち着いた一年っていうのはないんですけどね。皆さんそうだと思うんですけど。
中村 ええ。ええ。
河本 何かもう麻痺してますね。
中村 でも、良い一年だったなという気持ちですか?
河本 そうですね。良い一年って言うか…、「良い一年にしたいな」って感じですかね。まだ終わってないんで。
中村 そうですよね!最後の最後まで丁寧に。
河本 相変わらず色々とありますけどね。
中村 あははは(笑)マインズさんは、セミナーも定期的に開催されて来ましたけども、セミナーの中で色んな企業さんの声ですとか聞かれていかがでしたか
2019年はどんな1年でしたか?(企業の声)
河本 人不足っていうのは本当に深刻だなっていう。
中村 やはり人不足?
河本 うん。ただ、働き方改革とかの法改正はありますけども、法改正だから対応しないといけないっていうよりも、やっぱり企業なんで、現実問題として人が集まらないから、例えば、就労環境を整えなければいけないとか。法律だからじゃなくて、人が集まらないから。やっぱり現場の率直なニーズに反応してるなって感じですね。
中村 うーん。
河本 まぁ、たまたま法律が、その時期に重なってるっていうのはありますけど。
中村 働き方改革というワードは、この番組でも何度も取り上げては来たんですけれども、でも、一般的に流通してると言うか、その辺りどうなんでしょうかね?意識は?
河本 一年前に比べて、ちょっとワードは潜んじゃった様な気はするんですけど。
中村 逆に!?
河本 逆に。まぁ、でも、嵐の前の静けさみたいに捉えてますけどね、僕は。
中村 実際に動き出すと慌てるかなと?
企業も従業員も「大変」な1年だったのでは?
河本 いやっ、大変かなと。
中村 大変って言うのは国の方が大変?
河本 いや、企業が。企業も従業員も大変だと思います。
中村 うーん。
河本 誰が得するんだろうなっていう感じですね。結局、行き着く所まで行くと。
中村 誰が得するんだろう…。
河本 まだまだ手探りな部分はあると思いますけど、自社なりの答えをそれぞれが見付けていかないといけないんだろうなっていう感じはしますね。うちもそうですけど。
中村 またきっと、今は意識をしていなくても、おっしゃった様に嵐の前であって、実際に動き出すとマインズさんの所にも相談が増えたりという事も考えられますね。
河本 考えられます。大手企業は別ですよ。いいんです。出来るので。
中村 はい。
河本 中小企業は、「人がいないから整備します」って、整備したからって人来るんですか?って言ったらそんな保証ないですし。
中村 うーん。
河本 じゃぁ、「環境整備します」って言ったってお金が掛かるので。それをどうやって整備して、利益に最終的に結び付けるんですか?って言っても、その時代が激しいので何の保証もないでじゃないですか?
中村 はい。
河本 来年からは5Gも始まりますし。
中村 そうですね。
河本 何か経済動向ってあまり良くないですし。
中村 消費税もね。
河本 上がりましたし。だから、色んなものがドバっと来るのが来年かなみたいな風に思ってますけども。
2020年はどんな1年?マインズの方針・ビジョン
中村 2020年って明るくあって欲しいなとは思うんですが…、問題は色々あるという所ですね。
河本 問題がやって来るんじゃないかなと、タイムリミットかなと感じてますけどね。
中村 東京オリンピック・パラリンピックっていうのもありますよね?
河本 うん。その業種によったり、どこに携わってるかで全然変わってくるので、一概には言えないですけど。全体的に言うと大変な年になるだろうなというところですね。
中村 そんな中でマインズさんとしては、こういう風に船を進めて行きたいという様な方針とか、既に次のビジョンっていうのは何かお考えなんですか?
河本 もう少し…「量から質」に舵を切って行きたいなっていう感じはしてますけど。
中村 量から質?
河本 はい。
中村 クオリティを上げていく?
河本 そうですね。その時間価値を、それぞれの人の人生の時間価値っていうものを上げていきたいなって思いますね。
中村 ほー。
河本 それは単純に稼ぐ為の時給っていう意味じゃなくて。友達と遊んでる時間とか、家族でいる時間とか、同級生と飲んでる時間とか、その時間が楽しいと思える時間が増えた方が良いじゃないですか?
中村 ええ。
河本 じゃぁ、その増えた方がいいけど、そういう時間を作る為に、自分がどういう事をしないといけないのかっていう所を、もっと論理的に出来ればいいなって思ってますけども。
「育休」の普及・利用について
中村 楽しいと言うのは、河本さんが常にお持ちなのかなって。ワクワクするとか、楽しいとかっていうところを常に。ビジネスマンとしては、私、最初の頃は意外だったんですけど。
河本 ほぉ。
中村 例えばですけど、時間を作る、自分の家庭とか、自分自身の時間を作るという事では、育休なんかもそのひとつですよね?
河本 はいはいはい。
中村 それって「制度として取るべきだ」みたいな感じの形の方からイメージするんですが、実際は、よりよい家庭の充実っていうんでしょうかね。楽しい家庭っていうのを作るとか。そういう事が基本ですよね?
河本 まぁ、そりゃその方が良いんですけど。育休…育休ね。
中村 あははは(笑)
河本 僕そこは専門なんで。そりゃ取れた方がいいですよ。
中村 ええ。
河本 そうすべきだと思うんですけど。
中村 実際どうでしょう?
河本 男性でしょ?
中村 男性。
河本 低いですね。
中村 低いですか?それはどうしてなんでしょう?
河本 やっぱり固定観念もあると思いますけど、回らないからじゃないですか。
中村 会社としては制度を設けていても、実質休まれるとちょっと大変だなという。
河本 大変ですね(笑)
中村 あははは(笑)マインズさんはいかがですか?育休を取られる方っていらっしゃいますか?
河本 男性ですか? …スポットで取る事はありますよ。ピンポイントで、この2.3日は使いたいですとかっていうのはそりゃありますけども。子供、家族の為に。
中村 ええ。
河本 でも、例えば一年間とかっていうのはないですね。
中村 でも、本来そういう取り方もあってもいいという事なんですよね?
河本 はい。あの、何て言うんかな…。ちょっと真面目な話ですけど。
中村 全然真面目で(笑)はい。
日本は全員一緒に休む文化がありますよね…
河本 育休を取れる様な社会にしようと思うと、例えば、ヨーロッパとかが、一ヶ月くらいのバケーションがありますよとか言うじゃないですか?
中村 ええ。
河本 その代わり、祝日的なものはほとんどないですもんね。
中村 そうなんですか?
河本 だから、基本的にずっと会社は営業してる訳です。土日休みとかはありますけど。
中村 はい。
河本 その中で、全員で一斉に休むという事をしない訳ですよ。簡単に言うと。そもそも日本は一斉に全員で休むでしょ?
中村 そうですね。それが当たり前。
河本 それってすごく非効率なんですよ。
中村 確かに。
河本 それだったら各人で取る文化にした方が会社は回せますし、計画立てれますし、各人ごとに休みを作る事はまだ可能だと思うんですけど。それの延長線上に、男性の育休を取る為にはどうすればいいかとかあると思うんですけど。例えば、土日祝日、お盆、お正月、GW、全部休みで、その上更にとかって、一斉にみんなが来て一斉に休んでって。これはねー…効率悪いです。
中村 確かにそうですね。
河本 正月のアウトレットとかヤバいじゃないですか?
中村 もうね!とんでもない。
河本 アウトレットの人も困ると思うんですよ。
中村 あははは(笑)
河本 もっと均して来てくれへないかなっていう。
中村 そりゃそうですね(笑)
河本 その最大キャパなんか年にそうそうないのに。
中村 確かにそうですね。
河本 何でもかんでも皆で休んだり、皆で仕事したりって、もう少しケジメを付けていく様な方向にならないと、なかなかその導入率も上がらないっていうのと。日本って、働き方改革にも影響しますけど、仕事が出来た人に何で報いてきたかって言うと、賃金で報いてないんですよね。
報いは… 報酬?出世?
中村 どういう事ですか?
河本 出世で報いてきたんですよ。
中村 出世すると賃金は上がりますよね?
河本 上がります。言い方変えると、出世以外で賃金を上げる方法が極端に少ないんです。
中村 なるほど。
河本 だから、ちゃんと仕事が出来る人には、出世じゃなくて賃金で報いるんだったら、もう少し導入率も上がるかなと。
中村 うんうん。
河本 やっぱり出世していく人とかは、これは日本だけじゃなくて、欧米でも休んでないです。
中村 そうなんですね。
河本 休めないですよね(笑)
中村 確かに。
河本 出世のしたい人、もしくはそういうスキルがある人と、そうじゃない人、出世したくない人にとっては辛い話ですよね?出世しなさいっていうのは。
中村 そうですね。現場にずっと居たいとかっていう人はね。
河本 生涯現場に居たいっていう人からしたら辛いんですよ。
中村 ええ。
河本 でも、仕事する以上出世目指さないといけないみたいな、変な文化があるじゃないですか?
中村 確かに。
河本 何故、生涯平社員はダメなんですか?っていう。
中村 はい。
河本 そういう何でもかんでも一緒にしちゃう所に全て問題があって、一個一個整理して、「どういう形がいいんですか」っていう風にしないと、日本らしい形として。何でも良いとこ取りばかりしてたら難しいでしょうね。
中村 そうですね。ピンポイントで『欧米は~』っていう形の引き合いを出すっていうのは、ちょっと違うよねって。
河本 無理でしょうっていう。
中村 そうですね。
河本 要するに、「何がしたいのか分からない」みたいな事になるので。
中村 なるほどね。いやぁ、結構辛口な(笑)
河本 だから皆しんどいんですよ。
中村 そうですね。そうかも知れないですね。
河本 まぁ、僕が個人的に思ってる事ですけどね。
最近の気になるニュースありますか?
中村 あとは、何か今年色々と時事的な問題とか、ネタとか気になった事っていうのはありますか?
河本 僕、明るいニュースかなって思ったのは、三井住友銀行のグループ会社で、最年少の社長が誕生したっていうのは先週かな?あったと思うんですけど。
中村 はい。三嶋英城さんという方ですね。
河本 37歳とか。
中村 はい。
河本 すごいですよね。これを暗いニュースと捉える人もいると思うんですけど。今まで頑張って来た人達はどうなるのみたいな。
中村 そっか…。いや、でも銀行ですからね。年功序列?
河本 そういう堅い所が、こういう所に着手し出したっていう事が大きな変化やなーっていう風に思いますけども。
中村 これはもう、そうせざるを得ないという状況になって来たんでしょうかね?
河本 僕は明るいニュースとして捉えたいですけどね。
中村 しかも全然違う畑の方なんですね?
河本 中途採用で新卒じゃないですしね。
中村 IT業界から来られたっていうところも、思い切った決断ですよね?三井住友のグループとしては。
河本 うんうん。まぁ、かたやメガとかは、リストラがどうのこうのとかっていう様な事も言われてますからね。
中村 ええ。
河本 でも、再編って言うんでしょうかね。変革っていうのを、こういう所でもしていかないといけないので。まぁまぁその結果として、社会、時代的には大きく進むんじゃないかというんですかね。固定観念みたいなものも常識も変わって来ると思いますけどね。
中村 さぁ、マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は、来年いよいよ2020年です!1月9日の放送となります。
また来年も河本さん、よろしくお願いします。
河本 よろしくお願いします。
中村 また、リスナーの皆さんも是非是非ご期待ください。どうもありがとうございました。
河本 ありがとうございました。
中村 この番組は株式会社マインズの提供でお送りしました。