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こちらのブログではFM GENKI(ゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。
■放送日時 第2・4木曜日 9:29~9:49
■提 供 株式会社マインズ
メインスピーカー
株式会社マインズ 代表取締役社長
河本 尚吾
MC
FM GENKI パーソナリティー
中村 佐織さん
「クールビズ」の対応、どうされていますか?
中村 河本さん。この時期はもう既に、会社なんかはクールビズを導入されているんでしょうかね?
河本 そうですね。6月からの所が多いですかね。
中村 だいたいそうですね、6月から10月くらいまでですかね。
河本 たまに、5月から11月って所もありますけどね。
中村 クールビズね、もちろん定着していますが、色々と会社によっては、ちょっと悩みを持っていらっしゃる所もありまして。やっぱり男性の服装ですが、基本的にスーツ着用っていうのが元々ベースにあって、それがクールビズによってスーツ着用でなくても良くなり、「ネクタイをしなくなった」とか。例えばヨレヨレのシャツ着て来たり、靴もサンダル履いて来たり。そのサンダルはどうか?って言うと、会社って決められたルールで、足の甲の部分が隠れていたらルール違反じゃないんじゃないかとか、様々なやり取りが上司と部下の間、先輩後輩の間であったりするんじゃないかなっていう風に思うんですね。
河本 はい。
中村 これってどういう風に思われます?
河本 実は、服装に関しては最近うちの会社でもちょっとテーマに上がった事があるんです。
中村 マインズさんでもクールビズについてですか?
河本 クールビズをもう少し緩くする場合に、どういうルールがいるんだろうっていう様な。
中村 それは男性からの声ですか?
河本 双方ですね。
中村 元々はスーツ着用っていう感じですか?
河本 元々はそうですね。クールビズはしていまして、一応カッターシャツは着てますけど、「ポロシャツでも良いんじゃないか」とか。同時に女性については、一部の事務員さんは事務服を着ていたんですが、それも無くしていこうかっていう。そうなると、「服装のルール」をちょっと作った方が良いね!みたいな話になるんですけど、仕事をする上での「服装のルール」いわゆる身だしなみ、「人としての身だしなみ」ってどっちかって言うと、礼儀の部類に入るのかなみたいな所もある訳ですよ。
中村 そうですね。
河本 なので、それって仕事をする上での話とちょっと違うので、そもそも一緒にすることが難しいのかなって思いますけども。
仕事をする上での「服装のルール」
中村 社内だけで籠って仕事をする人に関しては、正直どんな格好してても良いんじゃないかなっていう風に思ったりするんですが、外部の方、目上の方と会う機会が多い人に関しては、ちょっと考えなきゃいけないんじゃないかとか、そういう所ですよね?
河本 そうですね。とは言え、例えば、工場だったら作業服ですけども、汚くていいのかって言うと。
中村 違いますよねぇ。それは。
河本 やっぱり綺麗にした方が良いでしょうし。
中村 一緒に働く人との気分の問題もありますよね。
河本 そうです。でもある所では、やっぱりその…男性ってズボラなんでね(笑) あまり綺麗に保たなかったけど、女性社員が増えたら一気にみんな洗濯しだしたとか。そんなもんかなっていうところなんで(笑)まぁ要するに、人にどう見られたいかっていう事だと思うんですよ。
中村 そうですね。あとは、今回ちょっと例として出したケースなんですけれども。「ヨレヨレなシャツ」っていう表現なんですが、これはあくまでも、上司の方から見て「ヨレヨレなシャツ」って思われたと思うんですけど、そのヨレヨレなシャツを着ていた本人は『いやぁ~実はこれ洗いをかけていてね~』とか『この製品は後染めしていてね~』みたいなこだわりの。
河本 そういう方が多い様な気がしますね。
中村 多分ね。そこまでシワシワの、洗って脱水かけたままのシャツを着る人は、あんまり居ないと思うんですよね。
河本 それだったらTシャツの方が良いですね。
中村 そうなんです!そもそも、何故襟が必要なのかっていう…事もあるんですけども。それをもし「ヨレヨレ」と受け取られるのであれば、こだわりの加工をしていたとしても、やっぱり良くないのかなとか。
河本 それって個人のファッションの価値観とか、仕事をする時はこう!みたいな思い込みが、それぞれにあると思うんです。一方で、「仕事は服装でするわけじゃないんだから」って考える人もいるでしょうし、自由でいいだろうっていう…様々な自分の過ごしてきた価値観が、結局こういう所で衝突しちゃうんだと思うんですよね。
中村 マインズさんの場合は、最終的にはどうなったんですか?そういう問題が出て。
河本 まぁ、とりあえず最低限決めて、後はみんながおかしいなと思う人が出てきたら、その時に追加していく、これは止めようとか。
中村 割と柔軟な感じですね。
河本 「これでいきます」っていうのは当然言いますけど、じゃなくて「随時変更します」っていう。
中村 なるほどね。 年々気温も上がってったりとかしますとね。
河本 そうです。今居る人が良くても、新しく入って来る人がどうかも分かりませんし。って事は、永遠にこのルールでやるって事はあり得ないと思います。
中村 うーん。ちなみに、サンダルはマインズさんはOKなんですか?
河本 中に居る時はサンダルに履き替えるのでサンダル可ですね…(笑)サンダルと言うか、スリッパと言うか。
中村 合理的ですよね。涼しくいるっていうのは。
河本 そうですね。職場全体で、合意形成を取っていくのが良いんじゃないかな。ひとりの意見がどうじゃなくてと思います。
マインズのクールビズ対応は?
中村 その辺りで、今日はマインズさんがモデルという事で、色々お聞きしてみたいと思うんですが。あくまでも、「ビジネスマンはキッチリとするべきだ!」みたいな方はいらっしゃるんですか?年配の方とか。
河本 うちの会社でですか?
中村 はい。
河本 昔は僕自体がそうでしたね。やっぱり営業はビジネスマンっぽく、パリッと見えた方が良いだろうみたいな。っていう風に思ってました。それはちょっとずつ時代と共に考え方も変わってきていますね。結局、その服装を決めるのも、その会社の“らしさ”で良いんじゃないかなと思いますけども。今でも、パリッとしてるのがルールって会社もありますしね。
中村 今日の河本さんの服装は、半袖のカッターシャツですね。それに、ベージュのコットンパンツっていう、涼しそうな感じですよね。
河本 そうですね。一昔前は半袖はダサいと僕は思ってたんですけど。でも今着ると、もう止められないですね。
中村 そういう時代は確かにありました。流行としてね。
河本 なので、自分が一番緩んでいってるんじゃないかなと思います。
中村 その半袖が見慣れてくると、全然おかしくないと言うか、涼しげだなっていう風に見えてくるのが不思議なもので、慣れなんですね、ファッションっていうのは。
河本 もういっその事、全員浴衣で良いんじゃないかなって、たまに思うんですけどね。
中村 あっははは(笑)昔の日本って、理にかなった服装してたと思うんですよね。
河本 そうですそうです。それはそれで目立って良いかなと思うんですけど。
中村 会社のPRとかっていう、会社のカラーを打ち出すっていう意味でも、クールビズとかね、色んな事を利用するっていうのは面白いなと思いますね。
河本 そういう色んな人が集まると、服装ひとつとっても、あーだこーだってなっちゃうので、大変だと思うんですけど。決める時に、とにかく日本の場合は、話合う事が結構大事かなと思います。
中村 うーん。最終的には鶴の一声で、社長が決定っていうのは有りでしょうか?
河本 最終的には有りだと思います。
中村 じゃないと、いつまで経ってもまとまらないと思うんですよね。
大事なのは「話し合う」事!
河本 最終的には有りですけど、ただアカンで終わらせるんじゃなくて、何故アカンと思うのかまで掘り下げて議論していかないと、何でアカンって言ってるかが分からないんで。っていう事は、相手を理解できないので。対案も出せないですし。
中村 そうですね。
河本 それだけの主張する人は、それだけ相手の人の話を聞く義務もあると思いますし。そこが出来ていくとどういう結果になっていっても、それはそれでお互い納得していけるんかなって。逆にそれが無いから、話す場も無いから、いつまで経っても、何でこんなルールなんだろう?ってなっちゃうのかな、と思います。
中村 そうですよね。それとね、河本さんはどちらかと言うと、お洋服お好きな方じゃないですか?ファッション。
河本 まぁそりゃ、嫌いじゃないです。
中村 かなりこだわりがあるんじゃないかなって、いつもお会いして思うんですけれども。どちらかと言うと、ずっとスーツ生活で生きてきた男性の方が、クールビズとか、柔軟な方に移行していくのが難しいのかなーって感じるんですよ。
河本 あっ、そうなんですかね?
中村 女性の方が色々選択肢があるじゃないですか。ワンピースとか、セパレートですとか。
河本 羨ましいです。
中村 羨ましい?(笑)むしろスカート履きたいぐらいの?
河本 スカートは履きたくないですけど(笑)だいたい僕らの場合、ズボンは、ズボンなんですよ。
中村 さすがに半ズボン無いですもんね? 昔「サファリルック」っていうのがありました。「省エネルック」っていうね(笑)そんな時代がありましたけれども。
河本 スーツの上のジャケットが半袖みたいな。お洒落するのは男性の方が難しいなって感じがします。
中村 そうですよね。だから、ある程度のルールがあった方がやり易いのかなっていう風に思いますね。
河本 なるほど。
中村 アロハシャツ着ても良いのかっていうところで、「かりゆし」とか、沖縄では正装ですが、こちらの方では『開襟シャツはどうよ?』って言う話になったりしますからね。
河本 いっその事、「派手ならOK!」っていう様なルールだったら良いんでしょうね。
中村 誰よりも派手を目指す!(笑)
河本 そうじゃないんだったら、浮くでしょうね。
TPOを意識し、適時相応する
中村 そうですよね(笑)やっぱり、基本はTPOっていうのは外せないなっていうところはありますよね。
河本 そうですね。それをまた説明するのも大変なのかも知れないですけど。「適時相応する」と、ボヤっとした言い方になっちゃうんですけど。
中村 でも、上司が部下に『何でヨレヨレなの?』って聞くのもアリかも知れないなって思うんですよ。聞いてあげる。『洗濯してそのまま広げずに、乾いたやつ着て来ました~』とかだったらアカンと思いますし。
河本 聞くと失礼になるのかなって思っちゃったりするかも知れないですけどね。
中村 そうですよね。上司でも部下に気を遣う場合もありますしね。
河本 そこは、上司部下、仕事が分からなかったら部下でも聞いてって言うんですから、理解する意味で『何でヨレヨレなん?』って聞いたら良いんじゃないですかね。そういうファッションがあるのかと。
中村 ふふ(笑)そうですね。さぁ、マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。この番組は株式会社マインズの提供でお送りしました。
河本 ありがとうございました。