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これから働く全てのママへ(保育園事情のまとめ)

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そろそろ仕事に復帰しようか…

産休育休などで働くことにブランクがあったり、いざ子育て中のママが仕事を再開するのには、何かと準備しなければいけないことが多いですよね。

親としては、子どもを預ける上で、人気の保育園だったり、インターナショナルスクール、家(職場)から近い場所、時間の融通をきいてくれる・・・などと言った希望条件は多々あると思います。
しかし実際は、保育料金の問題、待機児童の問題などがあり、希望通りにはいかないもの・・・。
子どもを受け入れてくれる保育園があれば、少し条件が悪くても妥協し、
「空きがある保育園に入れなければ働きに行けない!」というのが現状ではないでしょうか。

 

今回は、今から働くのママの準備のひとつ、「保育園」について、
気になる「保育園事情」「
認可・無認可の違い」「メリットとデメリット」「認可保育園の具体的な申請のながれ」を中心にまとめました。



 

認可保育園と無認可保育園の違いについて

保育園には大きく分けて、「認可保育園」と「無認可保育園」の2種類があります。

児童福祉法に定める保育園は、保育される人数に対する保育士の数や施設の広さ、設備などが決められています。
この基準に該当し、国から認可を受けた保育園が「認可保育園」となります。

設備が整っていない、広さが条件を満たしていない、保育士の人数が足りない、という理由で国から認可を受けていない保育園が「無認可保育園」という事になります。
(「認可外保育園」と呼ばれることもあります。)

しかし、国の認可は受けていなくとも、都道府県で独自の認可基準を設けている場合もあります。
「国から認可を受けていない」と聞くと、よくないイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際には認可保育園よりも特色があり、子供の成長にプラスとなるような園もたくさんあります。
また国からの制約を受けたくないためにあえて無認可保育園としている園も中にはあるようです。

 

 

それぞれのメリット・デメリット

●認可保育園●(働いている(介護)などで子どもを自身で保育できない場合に利用可)
<メリット>
・国の指定した基準をクリアしている安心感
所得に応じた保育料の為、負担が少ない
ベテランの保育士さんが比較的多い

・園舎や園庭が広い
・給食がある

<デメリット>
・受入れ人数が決まっているので、希望の施設に入所しにくい
・原則時間厳守

 

●無認可保育園●(保護者の状況に応じ原則利用可)
<メリット>
・保護
者の状況に関係なく入所できる
・簡単な手続きで簡易
・時間外保育(延長・夜間・休日)が充実

<デメリット>
・ビル・マンションの一室などが多い 園庭・プールがないケースが多い
・遊びのバリエーションが少ない
・保護者参加のイベントがない
・保育料が高い(子どもの年齢により異なるが、毎日利用の場合は月約5万~7万円程)

(※上記メリット・デメリットは筆者が体験した感想ですので、最終決定はご自身の判断でお願いします)

 

 

 

認可保育園の申請方法と具体的な流れについて

認可保育園の場合、平成31年4月入園希望の方は、
第1回の募集は平成30年11月中に申請書をお住まいの地域の市役所に提出しなければいけません。
希望する保育園が入所多数希望者がいる場合は抽選になりますので、できればこの時期に申請しておくのがベストです。

第2回の募集は平成30年12月3日~平成31年2月8日までになります。この募集は第1回で募集で欠員がある施設のみの実施になります。
(上記のスケジュールは基本的には毎年同じですが、詳細は市役所にてお問合せください)

※平成31年2月12日以降の申し込みは、5月1日以降の利用扱いになります。
※毎月15日、午後2時を目途にその時点の欠員状況を把握しているそうですので、市役所(姫路市ではこども保育課)に必要に応じ問い合わせてみてください。
※欠員状況把握は各市役所、担当者により異なるとは思います。
欠員がない場合は、認可外の保育園に一時的に預けて認可保育園の空き待ちをされる方もいらっしゃるようです。
※空き待ちの場合、毎月申請する必要があります。

 

<申請の流れについて>

1.市役所で「てびき」と「申請書」をもらう

2.申請期間内に必要な書類を提出する(入りたい保育園の希望や就労証明書など)

3.認定証が届く(年齢などにより認定区分が決定 ※下記参照)

4.利用調整結果通知が届く(希望する保育園に入園できるか否かの結果)

 ※入園可の場合は書類が「分厚い」・・・

5.結果通知を持って園と利用契約を結ぶ

 

<3つの認定区分>

  • 1号認定:満3歳以上の小学校就学前子どもであって、学校教育のみを受ける子ども
    →幼稚園・認定こども園(利用時間:朝~昼すぎ)
  • 2号認定:満3歳以上の小学校就学前子どもであって、保育を必要とする子ども
    →保育園・認定こども園(利用時間:朝~夕)
  • 3号認定:満3歳未満の保育を必要とする子ども
    →保育園・認定こども園(利用時間:朝~夕)・地域型保育園

 

※認定こども園とは?
簡単に言うと、認可保育園は親が働いていないと入園できませんが、認定こども園は親が働いていない3歳以上児も入園できる園です。
特徴としては、教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育園の両方の良さを合わせ持っています。
年々その数を増やしており、保育料は、無認可保育園と同じくらいになるようです。


※地域型保育園とは?
自治体が独自に認可して補助金を出し、事業者が運営するものです。
各保育園ごとに運営者や運営方法が
違います。
※実際に受け入れている年齢や利用時間は各施設で異なります。

 

<年齢の区分(平成31年度利用の場合)>

  • 5歳児:平成25年4月2日~平成26年4月1日生
  • 4歳児:平成26年4月2日~平成27年4月1日生
  • 3歳児:平成27年4月2日~平成28年4月1日生
  • 2歳児:平成28年4月2日~平成29年4月1日生
  • 1歳児:平成29年4月2日~平成30年4月1日生
  • 0歳児:平成30年4月2日生~

 

<申請に必要な書類>

申請書には保育を必要とする理由に応じた父母それぞれの証明書が必要です。
(看護・介護をされている場合や母子(父子)家庭の場合はその証明書も必要です。)
 (1)就労証明書・・・申込書についているもの(利用のてびき)
 (2)直近の給与明細書1カ月分の写し、または社員証(フルネーム)、タイムカード、 出勤表などの写し、就労内定の場合は採用通知、内定通知、雇用契約書など  

※(1)、(2)ともに必要です


※ご家庭の状況に応じて、提出する書類も追加されますので、その都度ご確認してください。
※母子(父子)家庭・妊娠・出産の方・家族の看護・介護されている方などは民生委員の署名・押印が必要な書類も有ります。

≪参考≫
民生委員は、
地域の住民と、市役所や社会福祉協議会をつなぐ役割を担っています。
各地域ごとにいらっしゃいますので、お住いの地区の民生委員が分からない場合は、お住まいの地域の市役所にてお問い合わせください。

 

 

頑張るママを応援します!

自治体の考え方や各施設の状況により一概にはいえませんが、認可・無認可、それぞれに前述したメリット・デメリットがあるのではないでしょうか。


認可保育園も認可外保育園も、どちらも良い面はあります。
働く条件・状況によっても、「どちらを選ぶか」選択
は変わってくると思います。

入所前に施設の見学に行くなど情報収集をし、ご自身のご家庭の状況を把握したうえで、保育園選びをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

「子育てをしながら働く」ということは準備なども含め、本当に大変な事だと思います。

しかし、
子どもと離れている時間があるからこそ、子どもと一緒にいる時間を幸せに感じ、
子どもと離れている時間があるからこそ、学べることもたくさんあります。

 

  マインズは頑張るママを応援します!