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【第155回】失敗から学ぶ事とは? 2021.10.14放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

 

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

失敗した時の立ち直り方

 

津雲 さて、河本さん。

河本 はい。 

津雲 今日は、この“マインズのわくわくキャリア相談室”宛にメッセージが来ています!!

河本 有り難いと言うか初めてですね!

津雲 あっ、そうなんですね!?長い歴史の中。

河本 恐らく(笑)有り難いです。

津雲 ありがとうございます。ゲンキネーム“スーパーミニさん”から頂きました。

河本 はい。

津雲 ありがとうございます。【相談してもいいですか?】と。

河本 どうぞ!

津雲 【失敗したときの立ち直り方が分かりません。なるべく失敗しないように、動かないようにしています。緊急事態宣言が明けて、このまま動かないとできない人間だとバレてしまいそうで怖いです。コロナ自粛になる前は、自分でも動いていたと思いますが動き方を忘れました】と頂いているのですが…。これ、なかなかいろんな問題を含んでいるような気がするんですが。

河本 そうですね。あまり背景とかが分からないので、どうしても想像になっちゃうんですけどね。

津雲 そうですね。まず、失敗しときの立ち直り方が分からないっていうのは困っちゃいましたね。

河本 うーん。まぁ、失敗したときの立ち直り方っていうのは、ネット見ても何見ても結構いろいろとあると思うんですけど。何て言うかなぁ…自分を責めちゃいますよね?

津雲 あー。「私って何てダメな人間なんだろう…」って思ってしまう。

河本 あっ、そうですね。「何でこんな風になっちゃったんやろう…」って思いがちなんですけど、行動しないと失敗しないので。その行動っていう所を、もっと評価、自己肯定した方がいいんじゃないかなっていう。

津雲 なるほど!失敗したということは、行動した証拠なので「自分って偉い!動けたんだ!」と、まずは褒めてやるっていう所で、その後で失敗のことを考えるっていう感じですかね?

河本 ビジネス用語ですけど、「成功は運。失敗はサイエンス。」やったかな?

津雲 へぇ~!

河本 成功するのを、必ずこうやったら成功しますよみたいなのは定義できないんですよ。人によって違うし、タイミングも何もかもあるので。

津雲 たまたま上手く行った?

河本 そう。でも、失敗するっていうのは結構前提があって、「これやったら失敗するよね」っていうのが結構あるんですよ。

津雲 うーん。

河本 なので、失敗したことをラッキーというか、得難い経験をしたと思うようにして、自分で何故失敗したのかっていうのを、徹底的に科学的にというか論理的に考えてみて、次は同じことを繰り返さないようにするっていうのを自分の体に刻み込むんですよ。

津雲 あー。それって失敗しないと自分の中には入らないですね。

河本 入らないですね。本を読んだだけで、体の細胞に刻み込めたらいいんですけど(笑)

津雲 めちゃめちゃ効率良いですね(笑)

河本 やっぱりね~そこまで体験しないと刻み込めないところなので。

津雲 はい。

河本 「よくぞ失敗した!」と。「刻み込んだぞ!」と。「よし、次は必ず上手く活かしてやるぞ!」という。それだけで何もしてない人より100倍前に進みますよね。

津雲 そう考えると失敗するっていうことは素晴らしいことですね!

河本 そうですそうです。

津雲 成功への近道というか、上手く行く為には失敗をした方が逆にどんどん成功というか、自分の行きたい方向に近付けるかも知れない。

河本 何かね、失敗って言っても、大人になってから仕事をする上での失敗って色んな失敗があるんですけど。例えば、受験に失敗したっていうのもこれは失敗なんでしょ?

津雲 あー。失敗と言えば失敗なのかも知れないですよね。

河本 まぁ、志望大学とかに落ちたとか。何かその失敗とは全然種類が違うなって思うんですよ。

津雲 ほぉ。と言いますと?

河本 受験に失敗したとか、国家試験に落ちたとか、受験なんていうのは、浪人とかがあるのでだいぶ別だとは思うんですけど。国家資格とかの何かの試験を受けたけど落ちたとかっていうのは、自分が諦めずにやり続けたらいい、それも財産になると思いますし。まぁ、今回は受験とは違うという前提ですけど、なんせ失敗したっていうことを、他人がどう思おうが自分の中では経験としてプラスに持ってほしいなっていう。それで行動を止めちゃうのが一番勿体無い。 

津雲 そうですよね。せっかく動いたのにっていうことですよね?

河本 できれば失敗しまくって慣れてほしいくらいです。

津雲 立ち直り方が分からないと言っている間に、動けたら動いて失敗を重ねると慣れてくる?

河本 そうです。今時“アポで電”なんてしたい人いないじゃないですか?

津雲 そうですよね。。

河本 だって基本断られるんでね。

津雲 はい(笑)

河本 だから、そのアポを取れなかったら失敗っちゃ失敗なんですけど、でも、凹んでたら自分のメンタルがやられるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 だから麻痺させる。どうやったら成功するかとか。一々断られたことを気にしない。次!次!みたいな。っていうのを数でカバーすることによって、「90回断られたけど10回アポ取れたらそれで成功!」っていう感じで捉え方次第だと思うので。行動っていうのが一番大事だと思うので、それを続けてほしいなという風に思います。

津雲 はい。スーパーミニさん。失敗したときの立ち直り方が分からないということなんですが、分かるまで失敗しよう!みたいな感じですかね?(笑)

河本 うーんとね。辛いけど行動を続けていたらいつかそれが財産になるし、人に武勇伝として言えるようになるんですよ。

津雲 あ~!はいはい。

河本 止めちゃうと負債、トラウマになっちゃうので。そのせっかくした経験を、自分の武勇伝にするか、負債にするかは、その後の自分の行動次第なので。是非、財産の方に変えてほしいなっていう風に思いますね。

 

他人のせいにしてしまう生き方を卒業

津雲 はい。では、後半も考えていってもいいですかね?

河本 はい。

津雲 この方に限らず、この方がそうと言ってる訳ではないんですけど、コロナで自粛している間に、動き方を忘れたっていう方は多いんじゃないかと思うんですね。その失敗以前に。

河本 はい。リモートとかでサボってたっていうことですかね?  

津雲 うーん。スーパーミニさんがそうだっていうことではなくて一般論として。

河本 一般論としてね。コロナが一年半?二年近く?

津雲 長かったです~!

河本 まぁ、途中に解除もありましたけど。

津雲 はい。ようやく、だいぶテレワークが解除されて、普通の勤務体制に戻って来そうな方というのも沢山いらっしゃると思うんですね。

河本 うんうん。あれですよね!一年半、筋トレサボちゃったっていうことですよね?

津雲 あははは(笑)

河本 ずっとしていた筋トレを。

津雲 はい。そうですね(笑)これはエライこっちゃですね!(笑)これはもうゼロ?

河本 筋トレを一年半休んだ後、取り戻すの大変ですからね。

津雲 もうね~、下っ腹とかも出てきちゃいますよね?

河本 そう。でも、これを仕事じゃなく会社じゃなく筋肉っていう設定でいっても、筋肉を、体系を取り戻す為には筋トレしかないですもんね?

津雲 あ~~~。やっぱりそうですかぁ…。

河本 だから、筋トレを始めるしかないんですよ。

津雲 あははは(笑)

河本 前よりもしんどいと。

津雲 しんどいですね。

河本 すごくしんどいと。

津雲 だって、あのときはあんなに動けたのに…。

河本 うん。それを分かってるから筋トレ始められないんですよね?

津雲 はい…。めちゃめちゃしんどいですね~…。

河本 もう諦めて筋トレしましょう!!

津雲 うわぁ~…。

河本 何でこんなに筋トレサボっちゃったんやろう…って後悔しながら、それでも筋トレしましょう!!

津雲 はぁ…。これでも、前は習慣になってたと思うんですね。それが、続けるのを止めるって何て簡単なんだろうって思うんですよ。

河本 あははは(笑)確かに!

津雲 やってないのをやるのは大変ですけど、止めるのってほんと楽ですね?気が付けば、振り返ったらやっていなかったっていう。

河本 まぁ~…薄々分かってたけどみたいな(笑)

津雲 薄々?(笑)そうなんですね。

河本 ちょっと蓋をして。

津雲 見なかったこと、気が付かなかったフリをしていたんですけど、そろそろ筋トレを始めないといけないですね。

河本 やっぱり、どんな自分になりたいかをイメージして、筋トレをしなくてもいいやと思うんだったら、僕はもうわざわざしなくてもいいと思うんですけど。「いや、やっぱりしたい!」と、今しないと後々の自分もまた嫌いになっちゃうのでね。

津雲 あ~。自分を嫌いになるって嫌ですね~。

河本 だって、他人のことは分からないじゃないですか?自分のことは自分しか分からない。自分に嘘をついてるかどうかは自分しか分からないので。

津雲 自分に嘘をついている?う~…。

河本 だから、その未来の自分っていうものをイメージしたときに、まぁ、過去できてた自分をイメージしたときに、そうなりたいと思っちゃってる自分がいるんだとしたらやるしかないです。

津雲 うーん。今回は、筋トレに例えてる訳ですけど、理想の体型っていうものがあって、こうなっていたいし、前はこうだったし、今もそうであったはずなのにっていう辺りで、覚悟をどこかで決めないとダメですね(笑)

河本 そう。是非決めてください!ちょっと話は違うかも知れないですけど、僕は、過去に警察官の試験を受けたことがあるんです。

津雲 え~!!初耳です!!

河本 ですね。5回位受けてるんですよ。

津雲 えっ!?結構頑張りましたね。

河本 そうなんです。筆記は受かるんですけど、面接が通らないという理不尽な目に合ってまして。

津雲 それは理不尽ですね。

河本 結果、僕が悪いんですけどね。

津雲 え~(笑)そうなんですか!?

河本 交通違反が多すぎるとか。でも、それが書いてる訳じゃないじゃないですか?

津雲 はいはい。

河本 まぁ、でも、そうなんだろうなっていうのは予想がつくんですけど。

津雲 えー。

河本 僕もアホだったので、要するに、試験が悪いとか、こんなに勉強したのに周りが悪いとか、簡単に言ったら人のせいにしてたんですよ。

津雲 はい…。

河本 それをイチイチ否定してくる人はいないですよ。

津雲 はい。なかなかそんな…。

河本 でも、僕の凹んだ気持ちは全然癒されず、いくら人のせいにしても、人が離れて行くだけなんですよね。

津雲 あー。

河本 一年位引きずったと思うんですけど、もう自分が変わるしかないなと思って、人のせいにするのを止めて、どんな現象も結局自分のせいっていう風に切り替えたんですよね。

津雲 どんな現象もですか?

河本 そうです。結果に対しては。だから、僕の創業の精神。【人のせいにしない】ですからね。

津雲 うわぁ…。そうですかぁ~…。人のせいにしない。これ簡単に聞こえますけど、全然簡単じゃないような気がするんです。

河本 人のせいにしてた時期って、みんな結構あると思うんですよ。

津雲 はい。その方が簡単です。

河本 でもね、そのときって自分が幸せだったかとか、自分に良いことがあったかって思い出してほしいんですけど。良いことないんですよ。

津雲 ないですね~。はい。

河本 嫌なことしかない。まぁ、嫌なことがあるから人のせいにするんですけど。

津雲 そうですね。その通りです!

河本 嫌なことしかなくて、だから人のせいにしたい訳じゃないですか?

津雲 はい。

河本 でも、それを続けても良くなる気配がないんですよ。全く(笑)

津雲 はぁ…。

河本 じゃぁ、本当に人のせいの場合もあるじゃないですか?(笑)

津雲 まぁ、そんなこともありますよね!

河本 でも、考え方として、基本自分のせいって思うようにしようって思うと、見え方が変わってくるって言うのかな?

津雲 あの人が悪いけど、自分ももしかしたらあの人をそうさせてしまったこともあるかも知れないっていう感じですかね?

河本 そうだし、「自分は悪くない」って言いたいけど、ケースバイケースですよ。あくまで。基本なので。何があろうと人のせいにしないとかそこまで拘る必要はないと思うんですけど。まぁ、今で言うと、コロナのせいにして、何か自分の人生良くなるんかなっていう。

津雲 うーん。

河本 人っていうのは、“人間”っていう意味じゃなくて、自分以外の社会のせいにして、何か自分の人生が良くなるんかな?って考えると…ならないんですよね。それは凄く辛いので、じゃぁ、自分のせいで考えたら、自分の行動を変えられるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 そっちの方が遥かに良いし、それをやり始めてから、周りの見る目がちょっと変わったような気がしますね。

津雲 あー。

河本 逆で言うと、人のせいにしてる人の所に寄って行きたくないですもんね(笑)

津雲 そうですね!自分のせいにされたらたまったもんじゃないですもんね(笑)

河本 そうそうそう。

津雲 今日はちょっと河本さんの、ご自身としては辛かった過去かも知れないですけどもお話いただいて、ゲンキネーム“スーパーミニさん”何かのヒントになればと思います。メッセージありがとうございました。皆様からのメッセージもお待ちしております。
マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでのお別れです。次回は10月28日の放送です。河本さん、ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。