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【第150回】使命共同体と運命共同体。どちらが自分に合ってる? 2021.7.22放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

共同体の定義とは

津雲 さて、河本さん。 今日のテーマは“共同体”です。

河本 はい(笑)

津雲 何かすごい言い方をしちゃいましたけども(笑)  共同体って、よく「運命共同体」とかロマンチックに言ったりしますけど、共同体って何て言ったらいいんですかね?どんな意味なんですかね?

河本 英語で言うと“コミュニティ”ですよね。

津雲 あ~!コミュニティ!

河本 何かコミュニティって考えると、どっちかって言うと“ご近所さん”みたいな(笑)

津雲 あははは(笑)まぁ、そうですよね。

河本 感覚的に言うと“地域”っていう感じですよね。

津雲 その辺のコミュニティです。

河本 会社もね、一種の共同体って言ったりしますもんね。

津雲 あー。家族だったり、会社だったり、何か塊みたいなイメージですよね。

河本 うんうん。昔、何かで調べた時に1個あって、正しいかどうかは分からないけど、ちょっと納得したのが「利益以外を第一目的にしている団体」。

津雲 利益以外を第一目的としている団体?うーん…。

河本 第一じゃないな…。「利益以外を目的としている団体」。

津雲 家族もまぁ、そうですよね?

河本 利益を目的としてないですもんね。

津雲 はい。会社は利益かな、と思うんですけど?

河本 会社も共同体の反対じゃないですけど、“機能体”。

津雲 機能体?

河本 いわゆる、軍隊ですね。

津雲 ほー。

河本 指揮命令っていう。

津雲 ちゃんとトップがいて、動く部隊に対しての指揮命令がちゃんと組織されていて、っていう塊?

河本 はい。まぁ、軍隊は「戦争に勝つ」という目的があって、その為に指揮命令系統であったり、報連相のラインがあったり、業務があったり。業務っていうのは戦争ですけど…(笑)

津雲 はい…(笑)

河本 それが会社の場合は、利益を出さないといけないので、いわゆる業務というものがあると。ちゃんと納期を守ってとか、いろいろ取り決めがあって、それをちゃんとしないといけないっていう。

津雲 指揮命令系統がちゃんとある?

河本 それが労働ですね。

津雲 はい。

河本 管理しないといけないし、監督しないといけないし、とかっていうのがあるんですけど、人なので。

津雲 はい。

河本 ロボットじゃないので、それだけだと別に「誰がやったっていい」って話じゃないですか?

津雲 そうですね。「あなたがやって!」みたいな。

河本 そう。わざわざ、そこにいる必要もないですし、お金が目的だったらもっと他に何でもあるでしょ?

津雲 うーん。

河本 昔だったら、缶カン拾ったらそれもお金になる訳ですし。

津雲 そうですね。

河本 マグロ漁船に乗ったってお金になる訳ですし。方法はいくらでもある訳です。

津雲 はい。じゃぁ、敢えて何でそこにいるのか、っていう話?

河本 やっぱり、労働と違って働くになると、それはお金の為なんですけど、お金の為だけじゃないと思うんですよね。

津雲 あー。何か別の目的なり、目標なりがある?

河本 そう。それがいわゆる、その会社の人の集合体としての、共同体の要素なんじゃないかな?っていう。

津雲 機能体でありながら、共同体でもある要素の一つ、っていうことですね。

 

自分らしい働き方、できていますか?

河本 「らしさ」って言うんですかね?

津雲 らしさ? はい。

河本 例えば、トヨタの理念とマツダの理念って、まぁ当たり前ですけど、ちょっと違うんですよね。

津雲 はい。同じ車を作る会社ではありますけれども、それによって何をしたいか、っていう辺りの話ですかね?

河本 そう!格好良さを追求してるのが、マツダだったりするので。

津雲 はい(笑)

河本 トヨタとかは、どちらかと言うと、環境を優先してる訳ですよ。

津雲 あー!なるほど!

河本 そこに、「らしさ」がちょっとずつ出るとか、あるじゃないですか?

津雲 分かります、分かります。

河本 あとは、そんなの「どっちが好きか?」だけなので(笑)

津雲 はい(笑)

河本 良い、悪いはないですから。

津雲 うんうん。

河本 それは、好みって言ったらいいかも知れないですけど、それが自分の合う、合わないがあるっていう感じだと思うので、好きに選べばいいのかな、って。お客さんとしてじゃなくて、従業員として好きに選べばいいんじゃないかな?っていうふうに思うんですね。

津雲 あっ、従業員としても選べる訳ですね?

河本 そうです。逆にそれがないと、分からないですよね。

津雲 うん。全ての会社に、そういうのってあるんですかね?

河本 ある程度の規模になってくると、やっぱり掲げてますよね?ビジョンだったり、ミッションだったり。いわゆる、理念だったり、社是だったり、社訓だったり、いろんな呼び方がある。

津雲 全部、いろんな言い方はあるけれども、それは使命と言い換えることもできる訳ですよね?

河本 そうそうそう。それを“金儲け”としか書いてなかったら、おかしいじゃないですか?(笑)

津雲 あははは(笑)金!金!金~!って(笑)

河本 そう(笑)それはおかしいので。やっぱり「何の為に?」っていうのが、共同体の中には必ずいるんだろうな?っていうふうに思うんですよね。

津雲 はい。

河本 家族も不幸になる為に結婚する人は、まぁいないじゃないですか?

津雲 そうですね。「幸せになる為に一緒にいようよ」とか。

河本 その幸せの形というのは、その夫婦、家族それぞれじゃないですか?

津雲 はい。

河本 別に社会が決める必要もないし、これが正しい、これが間違いなんて、大きなお世話じゃないですか?

津雲 はい(笑)それぞれの家族にとってのがある訳ですからね。

河本 それをちゃんと話し合うのが、大事なんであって。

津雲 話し合って、「自分のところは、こういう目的だからね」っていうのが、ちゃんと共通して持ててたら、幸せですよね?

河本 そうですよね。ちょっと話は逸れるかも知れないですけど、僕は家訓とか結構好きですけどね。

津雲 あー!ちなみに、河本家の家訓って、何なんですか?

河本 ないです(笑)

津雲 ない!?あれ~(笑)好きなのに…。

河本 好きなんですけどね。

津雲 どんなのがいいですかね?

河本 機能体だったら、法律じゃないですか?

津雲 はい。

河本 世の中、社会的には「法律としての株式会社とはこうですよ」とか、「これはやって良いこと、悪いこと」があるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 法律違反は会社としてもダメですし、個人としても当然ダメってあるけど、共同体の場合は法律じゃないんですよね。

津雲 ほー!法律じゃなく、そのコミュニティというか、塊を維持しているもの?

河本 それを言語化してるものが、僕は“掟”だと思うんですよ。

津雲 掟?掟と言うとまたちょっと…(笑)

河本 古臭いですよね。

津雲 物々しいですけど…。

河本 物々しいですけど、それはその共同体を良くする為に、決めたルールじゃないですか?別に他者がどう言っても、それでよかったらいいんですよ。

津雲 はい。

河本 その掟が嫌だったら、その共同体を出るしかないんですよね。

津雲 そうですね。

河本 ただ、共同体って言っても、“運命共同体”と“使命共同体”には大きな差があるんじゃないかなっていうふうに、僕は思ってますけれども。

津雲 はい。最初に私が申し上げた「運命共同体ってロマンチックですねー」みたいなことを言いましたけれども、使命共同体。会社もそのうちの一つだとおっしゃってましたけれども、違うと?

河本 運命共同体の会社と、使命共同体の会社は、違うと思うます。

津雲 あっ、運命共同体の会社もあるんですね!

河本 「昔はあった」って言った方が、良いかも知れないですね。

津雲 あー。今はあってほしくないな~、っていう感じですか?

河本 いやっ、従業員からしたら有り難いですよ。一生安泰な訳でしょ?何でも面倒を見てくれる訳であって。

津雲 「何があろうと一緒なのよ~」ですもんね?

河本 いわゆる、年功序列、終身雇用、新卒一括採用なんて完全に運命共同体ですよね?

津雲 言われてみればそうなんですね!!

河本 転勤と言われたら、行かないといけないけれども、運命を共にしてるから。

津雲 運命共同体ですもん!(笑)

河本 その代わり、最後まで面倒見ると。

津雲 そっかぁ…。

河本 まぁ、それは時代背景として、戦後復興、戦前も含めて、いわゆる、欧米に追い付け追い越せっていう国としてのミッションがあったので。そういう大きなミッションがある中での、各企業の従業員、会社のやり方からすると、「任しといて」と。「全部面倒見るから、安心して付いて来たらいいよ」みたいなんで、逆に上手いこといったんかなっていう。

津雲 ですね~。

河本 じゃぁ、今の日本的にそういう使命ってあるんかな?ってなると、失われた30年って言われてるように、ある程度キャッチアップが終わった後、次のミッションを見付けれなかったんかなって。

津雲 だからこそ、それぞれの共同体、会社が自分の独自の使命を見付けないといけないし、見付けたところは共有しないといけないしっていう感じですね。

河本 なので、会社は運命共同体から、使命共同体に変わらないといけなくなったっていう感じなんじゃないですかね。

津雲 そっかぁ…。

河本 そうすると、その使命、ミッションを実現した場合のビジョンが嫌だったら去るしかないですよね?(笑)

津雲 そうですね。先程の掟が嫌だったら、そのコミュニティを去るのと一緒で、会社もそこの使命が自分に合わないなって思ったら、その会社を去る方がお互いにとって幸せっていうことですよね?

河本 そうです。自分に合うミッション、ビジョンを掲げている会社にいった方が絶対いいですよ。

津雲 そういう使命を皆で共有する場って、例えばマインズさんだったらどんな感じでされてるんですか?

河本 いろんな僕の価値観を全体の朝礼の時に発表したり、このラジオでもそうなんですけど(笑)最近では“Talknote“という社内SNSツールを使って発信したり、新人研修で話をしたりとかはやってますけども。まだまだ足りてないところだらけですよ。

津雲 いやいや!社内SNSで“Talknote”っていうのがあるんですね?

河本 あるんですよ。僕も最近知ったんですけど。なかなか良いなと思って、今積極的に使おうとしてるんですけど。

津雲 はい。そういったものを利用して、全員の社員さんと面と向かってお話するっていうことは、難しいかも知れないですけど、いろいろとやり取りをしながら共有して、「使命に合ってる人は、今後もずっと同じ共同体でいてね」っていう感じなんですかね?

河本 そうそうそう。だから、従業員さんで転職しようとする人、新卒で就職してお仕事する人、今の会社を辞めたいなと思ってる人、いろいろあると思うんですけど。まぁ、自分が使命共同体を求めてるのか、運命共同体を求めてるのかは、ハッキリ自覚した方がいいかなと思います。どっちを求めてるかによって全然違うんですよ。

津雲 あ~…そうですね。今の会社が「何となく合わないな」と思っていて、それがこう使命が合ってないって考えたら、次の会社に移る時も、どういう使命を持った会社なのかっていうのを、ちゃんと調べてからいくことができるから、幸せな転職になりそうですよね。

河本 そうそうそう。もし、運命共同体を求めてるんだったら、公務員になるのが一番早いんじゃないですかね。

津雲 あっ、そうかぁ…。

河本 いわゆる、身分保障っていうのがあるので。それが幸せかどうかは、分からないですよ。

津雲 はい。でも、それはその人にとって幸せだったらね。

河本 うん。良いと思います。

津雲 はい。

河本 だから、人気なんでしょうしね。

津雲 うんうん。まだまだ「運命共同体の方が、自分には合ってるな」って思ってる人の方が、多いのかも知れませんしね。

河本 うん。理不尽なことも多いですけどね。

津雲 はい。それでも、自分が選んだのであればという。

河本 そうそう。良い悪いじゃないので。どっちが自分にとって満足かどうかですから、全然良いと思います。

津雲 はい。一番不幸なのは、自分で納得していないのに、違うところにいってることですよね?

河本 そうですね。

津雲 運命共同体にしても、使命共同体にしても。自分がこう「何か違う、何か違う」と思いながら、そうとは分からないっていうのが悲しいですよね。

河本 そうですね。あとは、会社側が運命共同体だって言ってる癖にリストラしまくってるっていうのは絶対嘘じゃないですか?

津雲 あ~…それダメですね…(笑)

河本 それはダメでしょ?家族だって言ってるのに、家族切るのかっていう話ですから。

津雲 はい。それはひどい話ですよね。

河本 あとは、使命共同体だって言ってるのに、使命の方に向かった行動をしてないとか。

津雲 うーん。あとは、使命がそもそも間違っている、違っている。掲げているのと向かってるところが違う?

河本 あー。それがダメっていう?使命自体がダメっていうのはあまり重要じゃなくて、言ってることとやってることが一致してるかどうかの方が大事です。

津雲 それはちゃんと確かめないといけないですよね?

河本 そうそうそう。同時に自分の心も確認した方がいいと思いますね。

津雲 どちらが合ってるか自分じゃないと分からないですもんね。

河本 自分しか分からないです。

津雲 はい。

河本 まぁ、いわゆる家族とは、運命共同体なんでしょうけども、これも人によるんじゃないかなって。

津雲 もしかしたら、使命共同体なのかも知れないし…。

河本 江戸時代は、使命共同体だったんじゃないかなっていう。江戸時代以前か?食っていかないといけないのでね。

津雲 まぁ、政略結婚っていうのもあったでしょうしね。

河本 ですし、田んぼを耕すのに、一人より二人の方がいいじゃないですか?

津雲 あー!そういうことか!(笑)

河本 子供がいたら手伝うじゃないですか?

津雲 それはそうですね!

河本 そっちの方が飯食えるので、生きていく為ってなると。そういうミッションで考えると、使命共同体だったんじゃないのかな?っていうふうに結構思うんですよね。

津雲 だから、時代とか環境によって、その辺は運命だったり使命だったりっていうのは変わっていくものであるし、もしかしたら、同じ時代でも変わってるかも知れないですよね。

河本 そう考えると、運命って何だ!?って(笑)

津雲 あははは(笑) 何か哲学的な話になっていきそうですが…?

河本 運命を共同する…。一緒に死ぬっていうことですかね?

津雲 うぉ~…。さぁ、どうなんでしょうか…?(笑)
さて、マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は8月12日の放送です。河本さん、ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。