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こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。
■放送日時 第2・4木曜日 9:29~9:49
■提 供 株式会社マインズ
メインスピーカー
株式会社マインズ 代表取締役
河本 尚吾
MC
FM GENKI パーソナリティー
津雲 あおい さん
これまでの常識に囚われることなく生きられる時代に
津雲 さて、河本さん。今年、一回目の放送になります。
河本 はい。
津雲 だいぶん遅いですけれども、本年もよろしくお願い致します!
河本 はい、よろしくお願いします!
津雲 今週、成人式も行われましたけれども。今年も改まって、成人式を迎えてという世代に向けて、どんな言葉を贈られますか?というのが今回の趣旨なんでございますが…。
河本 はいはいはい。まぁ、いわゆるコロナで、まともに成人式ができたりできなかったりと、多分、地域によっても全然差があると思うんですけど…。
津雲 そうですよね、はい。
河本 うーん。あれですよね?可哀想とか?
津雲 そうなんですよ。
河本 確かに、可哀想と言えば、可哀想なのかな?
津雲 そうですよ。だって、私達の世代の成人式って言ったら、ちょっと地味にしてた人もいますけど、大体は晴着を着て、白いフワフワを肩に掛けて「イェ~イ!!」ってやっていた世代です。
河本 うん、確かに。そう思ったら、やっぱり成人式がないと、着物のレンタル屋さんとかはやっぱり困るんですかね?
津雲 そうですよね。まぁ一昔前には成人式の晴着のレンタルって、ちょっと問題もあったりとかしましたけれども(笑)
河本 ありましたね(笑)
津雲 でも、一大産業ではある訳で。
河本 うんうん。今年の二十歳の人って、去年大学に入った人ですかね?
津雲 それと二年生の人と。いろんな地域によっても、また違うとは思うんですけど。
河本 はいはい。明らかに、ダイレクトにコロナの影響を受けている世代なり、例えば新大学一年生とか、新社会人一年生とか、そういう、「新しく○○」になった初年度にコロナに当たった時って、聞けなかったりとか、知り合いや友達ができなかったりとか、明らかに阻害されてしまってる世代ってあると思うんですよ。そこはケアはいるんだと思うんですけど。
津雲 可哀想っていうことですよね。
河本 可哀想、可哀想。うん、まぁ何らかの支援がいるとは思うんですけど。
津雲 はい。
河本 とは言え、それは、国側が何らかを考えることだと思うので。僕等みたいな民間の人間、先輩として言えることで言うと、「成人式がなくて残念」っていうのはあるけれど、皆と同じことしないで済む様になったと思えばいいのかな?と。
津雲 あぁ(笑)なるほど。まぁ嫌々、出席はしたくないけれども、皆が出るのが当たり前だから出たっていう人も、今までにはいた訳ですよね。
河本 うん、「成人式は祝わないといけない!」みたいな。「クリスマスだから皆でお祝いしないといけない!」とか?
津雲 あははは(笑)「メリークリスマス~!!」っていうね(笑)
河本 それは今後、「自分で決めていけるという元年」だと思えばいいんじゃないかな?っていう。別に人に強制されるものじゃないし、祝いたければ祝えばいいし、やりたかったらやればいいしって。その代わり、その責任も自分の方に来ますけども。何かやらされるとか、決められたことをやるとかじゃなくて、自分達でイベントを作っていくっていう。少数単位でもいいから、楽しいこととかやりたいこととか、そういったことを別に人に非難される必要もなく、「成人なのに」とか言われることもなく。
津雲 はい(笑)
河本 「もうちょっと、ちゃんとしないといけないよ」って、ちゃんとしてない人に言われたりすることも今まではある訳ですから(笑)
津雲 ありました、ありました!(笑)
河本 そういうこともなく、自分達で考えて、自分達で動いて、っていうことができる元年になればいいのになっていう。
津雲 さすが!!良いことおっしゃる!!
河本 そういう教育は受けてないですけどね。
津雲 あぁ~、はい。
河本 決められたことを決められた通りにやる教育しか受けてないので、何をしたらわからなかったりとか、大変だとは思うんですけど。まぁ、少しずつ少しずつ、思い込みとかを取り払って、心を自由にしていって、人の目を気にせずに。まぁ、人に迷惑はかけちゃダメだとは思うんですけどね(笑)
津雲 はい、人として。
河本 そう。人に迷惑をかけなければ、自由にやっていけるっていう。最早、就職だけが全てじゃないっていうのは、新しい常識になりつつあると僕は勝手に思ってるんですけど(笑)なってないですか?
津雲 この番組でも、何回もいろいろとお話をしていますけれども。うーん、どうでしょうね~?
河本 こんな成人式になるなんて、僕らもそうですし、僕らよりずっと年上の人もそうですけど、考えたこともなかったので。
津雲 はい。そうですね。
河本 明らかに、今までの常識というものは当てはめられないし、今までの文化の押し付けもできない訳なので。
津雲 文化の押し付け?
河本 「俺らの時はこうだったから、こうしなよ!」みたいなね。
津雲 “伝統”ってやつですね(笑)
河本 伝統なのか何なのか分からないですけど、何だろうなぁ…。やりたくない習わし?そういうものは、どんどん無くなっていくと思うので。自分達が全部主体となって動けるんじゃないかな?と。
津雲 なるほど。
河本 自由に動けるんじゃないかな?と思うので。
津雲 そうですね。だから自由ということは、つまりは自分達の周りの家族とか友人達とかで、晴着を着たければ着ればいいし、何かお洒落して集まって「これからも良い大人でいようね」ということを誓い合う場を作りたい人は作ればいいし、「別にいいや」っていう人は、一人で「あー、大人になったな!」と実感してもいい訳ですね。
河本 オンラインでやりたければ、オンラインでそういう人達で集まればいいですし。
津雲 なるほどー!はい。
河本 家族で祝ってもいいですし。
津雲 うんうん。そうですね。
河本 幼馴染同士で祝ってもいいですし、そんなん好きにしたらいいと。
津雲 ただ、まぁ皆で一堂に会するということが、儀式と言うか、義務じゃないと言うか。
河本 まぁ、コロナ前の常識ですよね。
津雲 はい。
河本 そりゃ、コロナを迎えて「一堂に皆で祝おう」なんて、いや無理でしょう…っていう。
津雲 そうですね。
河本 「いやいや、違う価値観にしましょうよ」「そりゃそうですよね」っていう。「じゃぁ、違う価値観って、大人は教えてくれるんですか?」って言ったら、「誰も経験してないから、教えるの無理、無理」っていう(笑)
津雲 無理、無理、無理(笑)
河本 だから当然、今の二十歳、若い人達は、年寄りに偉そうにされることもなく、自分達で自由にやっていけるので、それは強み、チャンスだと思って欲しいなって。
津雲 はい、元年ですからね。
河本 事実、今の大人は若い人に偉そうにできないですからね、分からないので。
津雲 うん、そうなんですよね。
河本 皆分からないので(笑)
津雲 皆分からないから、偉そうに言われることも無いはずですね。
河本 はずです(笑)
コロナ禍でも自分を磨き「求められる人材」に
津雲 この“ロックダウン世代”と今後は言われるであろう、この今の成人式を迎えたあたりの世代っていうのは、働き方とか、これから就職活動するっていう方も多いと思うんですけども就活って、我々も分からないですけど、何か変わるんですかね?
河本 オンラインで就職活動が進んで、面接とかが進んでいってるていうのは当然あります。合同企業説明会もオンラインでやっていってるっていう、そういう変化はありますし、企業の欲しい人物像っていうのも大幅に変わってきますよね、絶対。
津雲 おぉ、欲しい人材?
河本 こんな不確かな時代に「言われたことしかできません」っていう人って、企業はいるかな?って。
津雲 うーん。
河本 分かってる時代はいいと思うんですけど。それよりも、自分で考えて、自分で動ける人の方が余程企業は欲しがるんだろうなって。そういう人を欲しい場合に、企業はどういう面接をしてくるのかな?って。
津雲 どういう面接なんでしょうね?
河本 それは、企業ごとに絶対違うと思うんですけど。今までが、一律っぽく見える方が、異常だったと思った方がいいんじゃないかなっていう。
津雲 あー、だから「どの会社にも通用する様な対策を取ってちゃダメだよ」っていうことですね。
河本 あっ、まぁ、そうですね(笑)
津雲 はい(笑)大変だ~。
河本 だって結局、大学って今、オンラインでしょ?授業とか。
津雲 そうですよね、はい、ほとんどが。少し戻ってきていた時に第3波ですからね。
河本 うん。これが4年間続くとは考えにくいですけど。
津雲 続いて欲しくないですね。
河本 でも、一方通行の授業は、基本オンラインで良いと思うんですよ、これからも(笑)
津雲 一方通行の講義をしていた講義は、そのままオンラインで。
河本 詰め込みはね、全然いいじゃないですか。困らないので。
津雲 はい。
河本 じゃぁ、そうじゃない時間の使い方っていうのは、面接で結構聞かれてくるんじゃないかな?って思いますけどね。
津雲 そうじゃない時間の使い方を、聞かれる?
河本 「大学の時、何してました?」とか?
津雲 はい。
河本 まあ、「ゼミでこうでしたよ」とか、「サークルでこういう活動してましたよ」とか、「ボランティアでこういうことしてましたよ」とか、いろんな大学生活で得たことなんかを喋ると思うんですね。
津雲 そうですね。
河本 その今まで得てたことって、これからも果たして同じスタイルでいけるのかな?って言うと、全然変わると思うので。
津雲 うーん。
河本 じゃぁ、自分独自でこんなコロナ禍だからこそできる活動っていうのをやってた方が、多くの人がやってることよりも、少数派になった方がいいんじゃないかなって。
津雲 うん、なるほど。
河本 そっちの方がレア性が増すので。
津雲 はい(笑)まぁ、大多数の人は「ずっと家に居ました」とか、「何もできなかったので、ちょっと家で居ました」「ゲームしてました」なのかな?そうなってしまかも知れないですけど。
河本 これは学生の話じゃないですけど、このコロナになって、既に社会に出ている人が、もう一回勉強を始めたいとか、始めたとかっていう人は結構増えたっていうのは聞きますけどね。めっちゃ良いことですよね。
津雲 あー。確かに良いことですよね!
河本 危機を感じた訳ですから。
津雲 危機を感じるから、勉強をし始めるんですかね?
河本 と思いますよ。このままで大丈夫だと思ってたらしないですよね?
津雲 あっ、確かに。まぁ、勉強そのものが楽しいって人もたまには居るかも知れないですけど。何かしらの「変わらなきゃ」っていうのを感じたからこそ、そういう方も増えてきたっていうことなんですかね。
河本 うん。だから基本的に「就職したら自分のアップデート終わり」っていうのは、昭和だと思うんですよね。
津雲 あははは(笑)
河本 いやいや、そこからアップデートはスタートでしょう!っていう。不確かなんだから(笑)そこも変わらないといけないところだったので、すごく良かったなと思いますけどね。
津雲 なるほど。一つの良いきっかけになったかもっていうことですよね。
河本 まぁ、学生、社会人問わず、自分に投資する時間が増えたんじゃないですか?
津雲 自分に投資する時間。確かに時間は増えましたよね。
河本 それを、消費に使うか、投資に使うかなので。
津雲 消費と投資は違う訳ですね。
河本 まぁ、筋トレしてもいいと思いますしね。
津雲 あははは(笑)それはえっと~、消費じゃなくて、投資になるんですかね?
河本 そうだと思いますよ、健康の。
津雲 あっ、健康への投資。
河本 全然良いと思いますよ。
津雲 ちなみに、筋トレされてるんですか?
河本 いや、全然…してないです(笑)しないといけないと思いながら…(笑)
津雲 あははは(笑)聞いちゃいけない質問でしたね(笑)
河本 今年もテーマは“健康”なので(笑)
津雲 あははは(笑)私も健康でーす(笑)
河本 長生き目指したいので。
津雲 そうですねー。あの、先程「企業が求める人物像」みたいなお話をしましたけど、マインズさんも、やはり求めてる人材っていうのは、そういう同じことになるんですか?
河本 そうですね。やっぱり柔軟性がある人ですかね。とか、前後を考えられると言いますか。
津雲 前後を考えられる?
河本 うん。その臨機応変にできるって言うか。ちゃんと論理的に話ができるとか、あとちゃんと行動に移せるとか。やっぱり、そういう人が基本にはなりますね。
津雲 なるほど。柔らかく前後を考えられて、臨機応変に。
河本 うん。あんまり学校で習わないじゃないですか?(笑)
津雲 そうですね~(笑)学校では、なかなかそういう能力って…。
河本 決まってることをっていう考えで。その決まってないことをやらないといけない訳で。
津雲 うん。
河本 だからそこで言うと、情報とかを整理整頓する力とかね。そういうのが結構必要になってきたりするので。
津雲 はい。学校の勉強だけではない人材が必要になってくるということでございました。新成人の皆様、そんな人材になっていただきたいなって思います。
マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は1月28日の放送です。河本さん、ありがとうございました。
河本 ありがとうございました。
津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。