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こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。
■放送日時 第2・4木曜日 9:29~9:49
■提 供 株式会社マインズ
メインスピーカー
株式会社マインズ 代表取締役社長
河本 尚吾
MC
FM GENKI パーソナリティー
津雲 あおい さん
メリットとデメリットを両方の視点からお金の勉強を!
津雲 さて、河本さん。うちのディレクターがですね、最近お金の勉強をしているらしいんですよ。
河本 良いことですね!
津雲 アメリカの高校生が勉強しているような“お金の教科書”という本があるらしくて、「こんなん勉強してるんです!」ということなんですが。
河本 アメリカでは、本当に高校でこういう授業があるんですかね?
津雲 あるんですかね?(笑)
河本 あるんだったら、いいのにね。
津雲 はい、多分あるんだと思いますよ。こういうことを勉強しているんだと。
河本 へぇ~、本当にあるんですね。
津雲 全く同じじゃないとは思いますけど、こういう内容をしているんだと。
河本 何で日本はないんでしょうね?
津雲 何でなんでしょうねぇ?(笑)
河本 デビットカードって書いてますよ!!高校生、デビットカードの勉強するんですか?
津雲 あははは(笑)デビットカードの勉強するんですねぇ。
河本 凄いですね。
津雲 銀行以外にも金融機関がいろいろあって、「いろんな所でお金を借りられるよ」とか。
河本 へぇ、借りる方法とかも、ちゃんと教えるんですね。
津雲 そうですね。そして「誰かがあなたに、なりすます危険性もあるよ」ってことで、リスクの話も。
河本 日本はリスクのことしか言わないですからね(笑)
津雲 あははは(笑)でも「騙されないようにね!」っていうリスクのお話は大事ですよね。
河本 リスクだけ言われてもね。よく考えたら、メリット、デメリット両方言うんだったら分かるんですけどね。リスクがあるってことは、絶対リターンがあるはずじゃないですか?そっち言わなかったら分からないですよね?
津雲 そうですね。
河本 怖っ!
津雲 あははは(笑)まぁでも、こういうことを勉強してるんだっていうことらしいんですけど。
河本 素晴らしい!素晴らしい!
津雲 その動機は多分、あまりに先行き不透明と言うか、この先本当に心配みたいなところがあるんじゃないかな?と、勝手に想像してるんですけど、どうなんですかね?
河本 あははは(笑)
津雲 どうもディレクターは、河本さんの影響で「勉強せなあかん!」って思ったみたいですよ。
河本 あ!ありがとうございます。良かったです(笑)
津雲 あははは(笑)この方向性としては、間違ってないですかね?
河本 いやー。だって皆、お金欲しいですもんね。
津雲 はい!お金は欲しいです!
河本 っていうことは、お金の勉強するのが一番早いんじゃないですか?
津雲 もちろん、その通りです…(笑)
河本 あははは(笑)遠回りしなくていいと思いますけどね。
津雲 はい。ただ、何となくお金は…そりゃ好きなんですけど。
河本 好きって言っちゃった(笑)
津雲 あははは(笑)お金好きですよ!好きなんですけど「あまりお金のことを好き好きって外で言うな」って育てられたんですよ。
河本 そうですね、うん。
津雲 なので、こんなことを言ってると、草葉の陰で母が嘆いているかも知れないんですけど…。まぁ、好きです(笑)
河本 昔は、そんなん言わなくても豊かだったんでね。気にしなくてよかったからですよ、多分。
津雲 なるほどー。
河本 今、不透明じゃないですか?
津雲 はい。
河本 言い方を変えると、昔は透明だったんですよ。
津雲 分かり易かったってことですね。
河本 そうそうそう。だから、いいんですよ。
津雲 働いたらお金が貰えて、働けなくなったら年金が貰えて、生涯何とか暮らしていけた。っていう時代から、気が付けばそうでもないよと。
河本 そうですね。だから、昭和の設定で、会社が倒産した場合なんか設定でありましたからね。
津雲 あははは(笑)
河本 就職した会社が倒産するという設定。
津雲 多分なかったと思うんですよ。終身雇用っていう、多分そんな感じですよね?
河本 今は、大手ですら倒産するんですから。全然それだけでも違いますよね。
津雲 何が起きるか分からない。
河本 そう。倒産するという設定の有り無しでだいぶん違いますね。
津雲 そうですね。一生この会社で働き続けようと思って入ったのに、途中で放り出されると、この先どうしたらいいのかっていうのは思いますよね。
河本 今、一部で問題になってるのは、大手企業とかで45歳か50歳位になって、いきなり「自分のキャリア考えろ」って言われるのが一番困ると。
津雲 あははは(笑)
河本 そりゃそうですよ(笑)
津雲 「えーっと、…あれ~??」って、感じですよね(笑)
河本 「え!?」っていう…(笑)可哀想だと。そりゃそうですよね。若いうちにやる方がいいに決まってますからね。
津雲 はい。高校生のうちから勉強しておかないとですね。
河本 そうそうそう。かと言って、これからは何歳であろうと、やらないといけないことに変わりはないですけど。
ボランティアは経験を積むためのチャンスと捉えて
津雲 今からでも遅くはないということだと思うんですけど。例えば、転職ということではなくて、自分が働いている仕事以外にもう一つダブルワークとかを考える時に、例えば、今、事務職でフルタイムで働いてるとして、もう一個「じゃぁ、一体何をどうやって探せばいいんだろう?」っていうのは、皆結構考えるんじゃないかなって思うんですけど?
河本 まぁ、自分が興味のあるジャンルがあるんだったら、そこにボランティアで行けばいいと思うんですよね。
津雲 ボランティアですか!?
河本 はい。
津雲 ボランティアっていうことは、お金が貰えないっていうことじゃないですか?
河本 そうです。でも、経験は手に入りますからね。
津雲 …なるほど。
河本 興味のあるところで、実績がないところで、そもそもなぜお金が貰えるのか?っていう。
津雲 あー、はい。…そうですね(笑)
河本 思いません?
津雲 おっしゃる通りですね。
河本 だったら、ボランティアで学ばせてもらったらいいんじゃないかなと。幸い本業があるんだから、生活は今は大丈夫じゃないですか?
津雲 はい。
河本 じゃぁ、時間を経験に変えていけば。実績が付けば、今度はお給料貰えるじゃないですか?新しい世界のことも知れるし。時間の使い方としてはスペシャルだと思いますけどね。
津雲 あー、そっかぁ。
河本 それで考えると、ボランティアでお金貰わずに働くことは、その人にとって損か得かですよ。
津雲 はい。
河本 得じゃないですか?
津雲 得ですね~。
河本 得なんですよ。何故、それを損と植えつけられてるか。そっちの方がアレかなっていう。
津雲 だって、時間を費やして労働してるんだから、対価を貰わなきゃって思っちゃうんですよね。
河本 うん。
津雲 でも、今「その対価は実は経験なんだよ」っていうのを言われて、「まぁ、それもそうだな」と思い始めました。
河本 そうそう。いきなり「アナウンサーとか司会やったことないんですけど、来ました!お金ください!」って言われて、出します!?
津雲 「ちょっと待ってよ!!」ってなりますね(笑)ちょっと出直していただきたいかな、っていう気はしますけど…(笑)
河本 っていうことは、新しいことをやる時にハードルが高いんですよ。やったこと、あることしかできないとか。
津雲 はい。
河本 いっそのこと「ボランティアでいいから、やらしてください」の方が、ハードルも下がるし良いと思いますけどね。
津雲 分かりました。ただ、それがただの趣味で終わりそうな気もするんですよね。
河本 それは、やってから考えたらいいんですよ。
津雲 あははは(笑)分かりました!
河本 あははは(笑)
津雲 そうなんですよ。なかなか行動に移せない理由の一つに、いろいろ自分の中でダメな理由を探してしまうんですよね。
河本 うんうんうん。別に、趣味で終わったらダメっていうこともないですしね。
津雲 あっ、はいはいはい。
河本 いいじゃないですか?
津雲 何か、ボロボロ目から鱗が。
河本 あははは(笑)さっきの“計画された偶発性理論”の話ですけど。
津雲 前回ありましたね。
河本 こうだから損とか、別にどの時点で区切るかですし。
津雲 長期的に見ると、これは得と言うか、リターンの中に入るよという。
河本 うん。だって「100年時代」ですよ。
津雲 はい(笑)
河本 まぁ、100歩譲って、80歳位までは動いてないといけない訳でしょ?いろいろとやっておいた方が得ですよ。
津雲 回り回って、「あの時のアレはここに繋がってたんだ~」ということですね?
河本 そうです、そうです。将来、これが逆算なんて無理なので。そんな計画的に。よくあるじゃないですか?スティーブ・ジョブズの有名な話。聞いたことないですか?
津雲 すみません。私は聞いたことがないですが…。
河本 えっと、どこかの大学の卒業生に向けたスピーチなんですけど。日本で言うと、近畿大学の卒業のスピーチが結構有名ですけど。著名人が結構でてきたりして。
津雲 はい。
河本 ジョブズは大学を中退してるんですけど、中退した後に、西洋文字のアートの授業が楽しかったから、真剣に受けてたと。将来そんなものが何に使えるかなんて考えずに。
津雲 好きだったから?
河本 そう、好きだったから。それで、パソコンのMacを作った時に、文字がそれまではただの記号だったのが、そこに美しさを形成することによって、今のいろんな文字の形にできあがったと。
津雲 フォントが?
河本 そう、フォント。当時、そんなこと意識もしてなかったけど、「これは計画してやったのか?」と問うと「たまたまだ」と。
津雲 あー、前回の理論に繋がっていく訳ですね!
河本 好きなことにのめり込んだ結果です。ただの。だから「今やろうと思ったら、そこに全力を尽くしてください」というような内容なんですけど。まぁ、趣味で終わったっていいと思いますし、とにかく真剣にやったらいいんじゃないかな?っていうのは、僕もそう思いますね。計画して、計画通りに全然行ってないので(笑)
津雲 え!!そうなんですか!?
河本 そうそう(笑)分からないです、そんなの(笑)
津雲 やってみて成功したり、やってみて失敗したけどっていう。
河本 そうそう。それの積み重ねで、いろいろ経験値が増えていったりとか。それを経験してなかったら、気付かないことに気付けたりとかっていうことが出てくるので。ボランティアはお勧めですね(笑)
津雲 分かりました!とりあえずやってみて、その中からまた何かに繋がる別の好きなことが見付かるかも知れないですよね。
河本 そうです、そうです。なかなか自分のことを自分で気付くの難しいので。その環境を作ってみていくっていうのがいいと思いますね。「ホンマに嫌や!」って思ったら、辞めたらいいんですよ。
津雲 そうですね(笑)ここはボランティアだから気が楽ですね。
河本 そうそう。「すみません、無理です」でいいじゃないですか。それをするだけでも、全然する前よりは景色が違うと思いますけどね。
津雲 なるほど!前回も河本さんが「いろんな景色を時間の中で、いろんな景色で埋める」っていうお話をされていて、その中の一つですよね?
河本 うん。僕は、気持ちが飽き性なところがあるので。好奇心は強いですけど。
津雲 はい(笑)
河本 すぐ、いろんな景色を作りたくなるので、それはダメなところなんですけどね。
津雲 いやいやいや~!
河本 持続性のところが、なかなか…。
津雲 前回もありました“好奇心と持続性と楽観性と柔軟性と冒険心”という、5つのキーワードがありましたけれども。
河本 柔軟性も僕はちょっと弱い。弱いと言うか、少ないんじゃないかなー?と反省中ですね。
津雲 えー!河本さんでも反省と言うか、まだ足りてないなーと思うところはあるんですね。
河本 全然!ありますよ!
津雲 えー!
河本 全然、未完成です。
津雲 未完成(笑)
河本 なので「そうやなぁ。そうやなぁ」とか思いながら。凄い人は世の中にいっぱい居ますからね。
津雲 勿論、上を見ても下を見ても、沢山の人がいらっしゃる訳で。まぁ、いろいろあるんだとは思うのですが。
河本 人と比べるより、自分の進化を楽しんだ方が面白いと思いますけどね。
津雲 うんうん。昔の自分と今の自分を比べて、未来の自分がもっと上に行けたらいいなーっていう感じですかね?
河本 そうですね。僕がよくやっていたのが、いろいろトラブルがあったりとか、それが解決した後でもいいんですけど、1年前の自分とよく比較しますね。
津雲 1年前?
河本 2年前とか3年前位までですかね。全くできることが変わってなかったら、ちょっとこれはマズイなと。
津雲 あ~(笑)ちょっと…5年前とか10年前と比べても、私変わってないので、それはちょっと反省します。
河本 いや、「1年前だったら解決できてなかったな~、これ」とかあるじゃないですか?
津雲 はい。
河本 でも、解決できただけ、まぁまぁと。
津雲 ちょっと進歩したのかな?
河本 っていう風な他人との比較より、自分との比較の方がいいんじゃないかな?って思いますけどね。
津雲 健全ですね。
河本 うん。そこは自分が一番よく分かるじゃないですか?それで「あー、そうかそうか。じゃぁ、足りないのはどこだろうな?」とか。
津雲 うんうん。まだ、もっと上に行けそうですね。
河本 そうですね。僕の場合はそうやってて、それがないのが嫌っていう感じですね(笑)
津雲 あははは(笑)「何かないかな?何かないかな?」って感じですね。
河本 うん。
津雲 そうやって行くうちに、先行きが見えない中でも、何か光が見えてくるといいですね。
河本 そうですね。たまに、幻想みたいな道がある時があるので。
津雲 幻想(笑)果たして、それは道に繋がるのでしょうか?(笑)マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は10月8日の放送です。河本さん、ありがとうございました。
河本 ありがとうございました。
津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。