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【第85回】マインズ10周年 設立から現在に至るまで2018.10.25放送

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(ゲンキ)にて放送中のラジオ番組、マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

 

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役社長
河本 尚吾

 

 

MC

FM GENKI  パーソナリティー
中村 佐織さん 

 

創業から10年。マインズ設立時のことお話します。

中村 さて前回に続きましてですね、河本さん。株式会社マインズさんから、取締役採用コンサルタントの山本修士さんにもご一緒していただきます。よろしくお願いします!

山本 よろしくお願いします。

中村 今回はですね、マインズさんについてじっくりとお伺いしようと思うんですが、私が知っている情報としては、「人材派遣会社」という事で…、マインズさん創業は何年?

河本 2008年…。

中村 2008年?という事はちょうど10周年ですね。

河本 そうなんですよ。この3月に、ちょうど10周年イベントをさせてもらいました。

 

(平成30年/2018年3月)

中村 山本さんは当時からの立ち上げからいらっしゃると?

山本 はい。そうですね。俗に言う立ち上げメンバーって言うやつです。

中村 二人で立ち上げたんですか?

河本 6人ですね。

中村 6人で立ち上げられて。皆さんはじゃぁそもそもどういう関係と言うか、お二人は?

河本 前職が一緒でした。

山本 上司と部下ですね。

中村 河本さんが上司で、山本さんが部下だったと?

山本 はい。


中村 そうなんですね。じゃぁ、河本さんが会社を立ち上げようっていうお話を先にされて、山本さんがそれに付いて行くと言うか乗ったと?(笑)

山本 正にその通りです。

中村 という事は…こういう言い方は変ですけど、よっぽど信頼のある先輩だったと?

山本 うーん・・・。

河本 僕が『そうです』と言う訳には(笑)

中村 お二人で唸りましたね(笑) 山本さんにとって河本さんっていうのは、どういう存在だったんですか?

山本 もうほんとに今と変わらないです。尊敬している存在ですね。あの当時からですけど。

河本 ありがとうございます(笑)

山本 こちらこそ(笑)

中村 全然この番組では自由に喋って結構ですから、横にご本人がいらっしゃるとなかなかアレですけど(笑)

山本 すごく恥ずかしいですね(笑)

中村 でも最初に『こういう会社を立ち上げようと思ってるねん』っていうお話を聞かれた時には、山本さんはもう即断即決だったんですか?

山本 そうですね。即決だったと思います。

中村 そうなんですか。心配とか不安みたいな事っていうのは無かったんですか?

山本 急に言われた訳ではなくて、前もってそういう雰囲気は出てましたので。

中村 立ち上げたい会社の内容というのも決まってて?

山本 ある程度は聞かされてたので。

中村 あっ、そうなんですね。では今は採用コンサルタントという立場、ポジションに山本さんはいらっしゃいますけれども、前職からそういった立場で?

山本 元々は人材派遣の営業ですね。

中村 じゃぁ、今のマインズさんに至るまでに色々お勉強をされて?

山本 そうですね。会社全体が勉強漬けみたいな形でした。

中村 河本さんは、もちろん経営者として立ち上げるという所では、当然苦労はなさった訳ですよね。

 

「人材派遣会社」当時のイメージ

河本 まぁそうですね。ただやっぱり、当時の背景とか、前職の社内の環境とか色々考えると、自分達で目指すものの為にやっていった方が、後悔はないだろなみたいな感じはありましたね。

中村 うーん。それは前の会社との、何て言うんでしょう、流れと言うかスタイルをそのまま踏襲してマインズさんを立ち上げようとしたのか、それとも全く違う感じの会社をやろうという風に思われたんですか?

河本 全く違う感じの方ですね。人材派遣の会社は、当時比較的叩かれてた感じがあるんですね。「所謂ピンハネや」とか。そういう風に叩かれてた時期でもあったんですけど、実務やってる我々からすると感謝される事もあるし、スタッフの為だったり、お客さんの為だったり…、まぁ色々な労務管理をするんですけど、それが社会的にはあまり評価を受けてなかった感じですね。全体としては。

中村 派遣会社が?

河本 そうですそうです。「派遣業界」って言うんですかね。悪い会社もあるのは事実なんですけど、それを言うと、どの業界でも良い会社もあれば悪い会社もあるので一括りには出来ないと思うんです。

中村 そうですね。

河本 派遣業界は当時レッテルを貼られてた感じですね。

 

なぜ派遣会社だったのか。

中村 それなのになぜ派遣会社を立ち上げようと思われたんですか?

河本 自分達がやってる事がそんなに間違ってる事とは思ってなかったのでそれをちゃんと証明したいなっていうのは思ってましたし、その地位自体をちゃんと確立していきたいなっていうのもありました。あと、派遣会社で「雇用」を扱うんですけど、「人が人が」っていう話なんですけど、今内勤社員の定着が悪いんですね。前の会社もそうですけど、派遣業界全般。当時…まぁ今もかな。「人が」って言いながら、自分とこの定着率悪いってどうなん!?っていう感じなんで。

中村 確かにそうですね。

河本 自分とこが出来ていないのに、人に何が出来るの?みたいなところもあったり、「働く」っていう事を扱ってるのに、蔑ろにしちゃってるんじゃないんかなーみたいな。自分達で自分達がやってる事を否定しちゃってるみたいな感じがあったので、「じゃぁちゃんとやってみよう!」っていう事で、「働くっていう所をちゃんと追及していくとどうなるんだろう」って。それで設立しましたね。

中村 マインズさんって、今まで河本さんのお話を伺ってきて、非常に自由だなと言うか、割と河本さんは部下に任せるとか、話を聞くとかっていう意味で、開かれているオープンな感じのイメージがあったんですけれども、山本さんその辺りはどうでしょうかね?やっぱり感じますか?

山本 その通りですね。あのよく言う“トップダウン”ではない。任せられると言うか、『自由にやってごらん』って言う様なタイプの経営者ですね。

中村 それはある意味責任も一緒に貰うっていう事になりますよね?

山本 その辺り上手いんですね。

中村/河本 あははは(笑)

山本 これは上手いんです!「責任は取るよ」っていうのは。やっぱりちゃんと保険として掛けてくれているので安心できると。

中村 安心ですよね!すごい!そこですよね!

河本 まぁ…だってね、事が起こったら社長が責任を取るのは、結論として絶対そうなるんで。

中村 あははは(笑)ただそれを言ってくれないっていう場合も多々あると思うんですよね。ケースによって…、会社によってはね。『お前どうやって責任取るんだ』みたいな事を言われちゃうっていう。

河本 責任取るって言ってもね、責任別に見えないですしね。分からないですよ。社長としての責任って分かり易いと思うんですけど。

中村 ええ。

河本 要するに、お金か地位を捨てる事になるって事でしょ?多分。

中村 そうですよね。『辞表出します』じゃないですけれども。

河本 そうそう。

 

10年間続く理念。そして現在

中村 そういう社風にして行こうというのは、河本さんが元々思ってらした事ですか?

河本 そうですね。仲はやっぱり良かったと思います比較的他と比べても。まぁね、自分だけ幸せになってもしょうがないので。

中村 うんうんうん。

河本 しかも、仕事を通して知り合った仲間なので、やっぱり仕事自体にそんなに妥協したくないなっていうのもありますしね。

中村 でも、その辺りの最初の立ち上げの時の理念みたいなものが、ずーっと10年間続いてきたからこそ、今、従業員の方も沢山いらっしゃって、定着率が非常に高いって言うのは以前にもお話を伺いましたよね。

河本 そうですね。問題が全くない訳ではなくて、そりゃ課題とかは色々あります。それでもそれを放って置くんじゃなくて、「何とかしよう」と常に思ってますね。それでも届いてない部分もあると思いますけど。

中村 そうやって常に何か目標と言うか、前に進んで行こう!っていう感じですよね、河本さんって。

山本 そうですね。有り難い話ですね。

中村 派遣の方々を面接とかをされてるのが山本さん?

山本 そうですね。元々は。今はもちろん会社の仲間がやってくれていますけど、元々はそういう立場で、登録であったりだとかはしてましたね。

中村 色んな人を見て来られたでしょうね。

山本 そうですね。

中村 10年間で人って変わりますか?

山本 もちろん変わって来てると思います。同じ様な求人はすごく出すんですけど。まぁ人材派遣の特徴ですけども、昔はむちゃくちゃ応募はありましたし。でも今はやっぱり減って来てるっていうのも感じます。実際に応募される方達の属性っていうのも変わって来てるっていうのはやっぱり感じますね。

中村 今、こういう人材欲しいな、みたいなのはマインズさんの所ではありますか?

山本 今ですか!?(笑)

中村 この部分が手薄やねん!っていう。

河本 そりゃいっぱいありますあります!

中村 ありますか。

河本 ひと言では言えないくらい。

中村 あっ、そうなんですね。

 

派遣スタッフさんもウチの従業員。一緒に働く仲間です。

 

河本 ただ、人材サービスをやらせてもらってて、多分他の仕事ではあまり気にしないところで、経験として蓄積されているのが、面接の数とかもそうなんですけど、職場を見た数じゃないかなと思いますね。企業なんで、だいたい企業のトップが外向けに悪い事言わないんですよ。

中村 そうですね。

河本 だから、僕も自分で自社の事を良く言っても、もしかしたら人によっては『そりゃ良い風にしか言わへんやろ!』って思われるのが嫌だからあんまり言いたくなかったんですけど。

中村 あははは(笑)わかります。

河本 でも僕らは職場に派遣する訳なんで、その職場を見てもらって、仕事内容を見てもらう訳なんですけど、そこの仕事内容、空気、家風?どの家も絶対良い悪いは別として、雰囲気違うじゃないですか?

中村 ええ。ええ。

河本 社風、職場の雰囲気も、同じ業務でも会社が違えば雰囲気違うんですよね。同じ雰囲気の所なんかないんですよね。

中村 という事は、そのマッチングも難しいですよね。人材と、これが出来るからこの職種の会社にっていう風にポン!っと投げれない。

河本 理屈で言うとそれでいいんですけど、それやったら合う合わない関係ないですから。

山本 続かないっていうケースが結構そこで出てきますね。

中村 それを続かせるには?

山本 前もってその辺りを我々営業が、登録や面接の時にいかにお伝えできるかであったり、ミスマッチを防ぐ為に最初に「職場見学」っていう形でお連れして雰囲気を感じてもらうとか、そういう様な取り組みはしていますね。

中村 そういうのがない人材派遣会社というのもあるんですか?

山本 もちろんあると思いますね。

中村 そうなんですね。「希望した職種があるからどうですか?」っていうそれだけの会社もあるということなんですね?

山本 もちろん。

中村 じゃぁやっぱり、その辺りがマインズさんの強みであり、また人材を欲している会社としても信頼できる部分でもありますよね。

河本 まぁ理屈通りに行かないのでなかなか説明しにくくてアレですけど、派遣社員であれ、普通の社員であれ、結局その退職理由の1位が人間関係なんですよね。昔から。

中村 そうなんですね。その辺は、山本さんも相談に乗ってきたりは色々されてるんですか?

山本 そうですね。労務管理っていうところになるんですけど、まぁ我々からすると、派遣スタッフさんは従業員ですので、一緒に働く仲間っていう事になります。もちろん一緒には働いていないんですけど、相談に乗ったりであるとか、そういうところはしっかりやっていかないといけないなと思ってます。

中村 はい。という事で、今日は改めてマインズさんの魅力についてお伺いすることが出来ました!また是非お越しください。マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は11月8日の放送です。河本さんそして山本さん、どうもありがとうございました。

河本/山本 ありがとうございました。

中村 この番組は株式会社マインズの提供でお送りしました。