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【速報】Google for jobsついに日本上陸⁈ 

ブログ個人のお客様向け

Google for jobsのこと、ご存知ですか?

当社「ひょうごHC戦略ラボ」等で度々お話させていただきました「Google for jobs」について、みなさまはどれくくらいご存知でしょうか?

Google for jobsとは、
世界最大の検索エンジンGoogleが、求職者と企業をマッチングさせることを目的に、様々なデータ、AIを活用してあらゆるサイトを巡回し、そこで得た求人データをGoogle上で求人を探しているユーザーに表示させるものです。
簡単に言うと、Googleで求人検索すると、自分用にカスタマイズされた求人データが表示される仕組みであり、リスティング広告(有料)とオーガニック検索(無料)の間に新たに生まれた求人検索に特化したGoogleの新しいサービス、といった感じです。

既に2017年6月、アメリカでリリースされていましたが日本でのローンチは未定、日本上陸も時間の問題では?と囁かれていたのですが、ついに…

 

日本上陸!

どうやら、そのGoogle for jobs、ついに日本上陸を果たしたようです。
日本版Google for jobsの画面はこのような感じ。

上記は、社内の一部の人間だけに表示された求人の検索結果です。
赤枠で囲んでいる箇所がまさにGoogle for jobsの部分かと思われます。
こちらの検索結果、現時点ではGoogle検索している全員に表示された訳ではありません。
日本版Google for jobsの方もまだテスト段階と言ったところでしょうか?

 

 

Google for jobs内の「検索ヘルプ」画面

Google  for jobs内「検索ヘルプ画面」を一部公開いたします。
検索についての概要は細かく記載されているようですので、全面的に情報公開になった場合でも安心ですね。

 

その1

 

その2

 

求職者目線で見るGoogle for jobsの検索主軸

日本版Google  for jobsの検索主軸は5つ

①カテゴリ
②地域
③投稿日
③形態
④企業

 

①カテゴリについて

 

カテゴリをクリックすると、「販売・小売」「管理・オフィス」「輸送・物流」等々、沢山の業種が表示されました。
複数の業種や職種等が表示されるので、希望業種、職種に絞って検索することが可能です。

 

②地域について

地域は2㎞から300㎞の範囲が選択できました。
近隣でお仕事を探されている方だけでなく、遠方まで検索範囲を広げたい方にも対応しています。

 

 

③投稿日について

投稿日は最新情報として「24時間以内」から「1か月以内」の範囲で選ぶことができました。
常に最新の求人情報がアップされるようなので、求職者にとっても企業にとってもスピード感を持って対応していくことが望まれるでしょう。

 

 

④形態について

中でも興味深かったのが、こちらの「形態」についてです。
雇用形態を指しているようなのですが、画像にもあるとおり、

・すべて
・フルタイム
・パートタイム
・契約社員
・インターン
からの選択となり、「正社員」という選択肢がありません。
このあたりは、アメリカでの働き方、まさに「JOB型」が主流となっているように考察いたします。
(※正社員の求人が無いというわけではなく、「形態」…働き方の形態として「正社員」の表記がなく、フルタイム又はパートタイムでの表示になります。)


そして「インターン」の選択肢があるのも面白いですね。

 

 

企業

企業については、具体的に複数の社名が並びました。

求職者が入力する最初のGoogle検索で、「地域×職種」等で検索した際の検索結果に合わせたものでしょうか。
Google for jobsのアルゴリズムが不明なので、断定はできませんが、求職者にとって求める条件に近しい検索結果の企業だと思われます。

 

 

クチコミ情報

最も気になるのがこちらです。
会社の評判を表す「クチコミ」表記も確認できました。

 

 

賃金比較について

海外版では実装済みの「賃金比較」については今の所日本版では確認できませんでしたが、このあたりも含め今後の動向が気になるところです。

 

 

日本版Google for jobsのまとめ

2018年11月現在の日本版Google for jobsの結果をまとめました。

現段階では、検索した人間全員にGoogle for jobsの表示がされる訳ではなく、ランダムな人選での表示のようですので「完璧な検索結果」とまではいかないようですが、今後このようにテストを重ねていくことで性能や精度もアップしていく事でしょう。

勤務先や勤務体系など、条件を絞った検索をすることが可能で、Googleから自分用にカスタマイズされた検索結果を提案、表示されるので、求職者にとっては非常に便利なツールとなります。

更にGoogle for jobsが進化し一般的に浸透すれば、求職者にとって仕事探しの求人媒体や検索方法が、企業側にとっても自社サイトの作り方や見せ方等にも変化が生じていくのではないでしょうか。

間違いなく言えるのは、
今後、自社採用サイト運用が(オウンドメディアリクルーティング)必要不可欠になってくるのでは?という事です。

Google for jobsの今後の動向に目が離せません。
今後も詳細情報が分かり次第随時配信していきます。