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令和7年度 生活困窮者自立支援制度 人材養成研修(初任者研修)にマインズ代表・矢野が講師として登壇

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令和7年度 生活困窮者自立支援制度 人材養成研修(初任者研修)に講師として登壇しました

 

2025年11月26日〜27日の2日間、「令和7年度就労支援員・就労準備支援事業支援員初任者研修」(生活困窮者自立支援制度 人材養成研修)において、弊社代表の矢野が講師を務めました。
本研修は初任者を対象とし、就労(準備)支援に携わる新任支援員が基礎的な知識と実務感覚を身につけることを目的としています。

生活困窮者自立支援制度は、複合的な課題を抱える方が「制度のはざま」に陥らないよう支援すること、また、本人が他者との関係性の中で役割を持ち、地域の一員として暮らしていけるよう支えることを重視しています。
そのため、個別支援に加え、医療・福祉・教育・企業など他領域との連携しながら地域づくりを展開していくことが極めて重要とされています。
支援員はその中心的役割を担い、窓口等で当事者の状況を的確に把握し、必要な支援につなげる“要の存在”です。
当事者支援では、継続的に考え続ける姿勢と、多角的なアプローチが求められます。

今回の登壇では、弊社が約10年前から継続して取り組んできた本事業での経験を踏まえ、実例を中心とした事例発表を行いました。
相談の切り分け方、関係機関との連携の進め方、就労に向けた段階的支援の設計など、現場での実際の声をもとにポイントを具体的に紹介しました。

また、「官と民が協力することで地域課題の解決につなげる」という視点は、今回の講義の核となるテーマとしてお伝えしました。
自治体と民間企業が連携し地域資源を結びつけることで、当事者に寄り添った実効性のある支援がより広がっていくと考えています。

今回の研修が、参加された皆さまの今後の実践に役立つ一歩となれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、並びに研修運営に携わられた関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。