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最高フォトツーリングラリー in 鉱石の道

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最高フォトツーリングラリー in 鉱石の道

 

日本遺産「鉱石の道」ってご存じですか?

明治維新後、日本初の官営鉱山となった生野鉱山、神子畑鉱山(朝来市)、明延鉱山(養父市)は、西洋の進んだ鉱山技術を導入するためフランス人技師を招聘し、近代化の模範鉱山の第1号として日本の近代化を牽引してきました。

特に生野鉱山は、日本初の最新技術が数多く導入されました。機械式製錬技術や本格的な火薬による発破法の他、鉱業用送水路やダムの建設、トロッコ軌道(鉱山鉄道)の敷設、日本最初の鉱山学校の設立など、近代化日本の鉱山開発はまさに“ここ”から始まったのです。

これらの3つの鉱山のエリアは平成16年に「鉱石の道」と命名され、平成19年には経済産業省の近代化産業遺産群に認定されました。この「鉱石の道」エリアは、今も残る鉱山遺産とともに鉱山町の景観、歴史、生活、文化など様々な地域の姿を通じて、日本の鉱山史を丸ごと体感できる貴重なエリアです。(「鉱石の道」ホームページより抜粋)

この地域は、公共交通機関が少なく、山道のため観光誘致に苦戦しています。しかし、休日にはバイクでツーリングを楽しむ姿をよく見かけます。そこで、この地域をバイクで巡って楽しんでもらおうと企画したのが、「最高フォトツーリングラリー in 鉱石の道」(主催:鉱石の道推進協議会、企画:マインズ)です。

8月に募集を開始すると、近畿だけでなく千葉や神奈川、熊本や福岡など広いエリアから応募があり、1か月余りで定員100台を突破。急遽120台に増やしてもキャンセル待ちが出るほどの大人気イベントとなりました。

そして、迎えた11月2日、イベント当日。あいにくの豪雨でした。ルールを変更し、3・4日でもゴールOKとしましたが、それでも2日にはゴール地点である養父市のあけのべ自然学校に約60台のライダーが集結。みなさん、このイベントの特典である「坑道にバイクで入る体験」や、ゴール後のフィニッシャーズMTG(バーベキュー)を楽しみにしてくれていました。本当にすごい熱意です。天候が回復した3・4日にも、このエリアには多くのライダーが訪れました。

このラリーのもう一つの目的は、「鉱石の道エリアの魅力をライダー目線で発信する」こと。イベント期間中、インスタグラムやフェイスブックに「#最高フォトツーリングラリー」「#鉱石の道」のハッシュタグ付きで投稿された写真は、300枚を超えました。

今回の事業は、マインズ観光部門の新たな挑戦として提案し、実現したものです。これからも、皆さんにワクワクしていただける楽しい事業を展開していきますので、どうぞご期待ください。