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【第186回】シェフの貝どころ販売開始! 2023.2.9放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

 

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役 会長 河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー 脇 たまき さん 

 

希少な”完全国産養殖”アサリ

  さて、河本さん。

河本 はい。

  2月に入りました~。アサリがいよいよ本格的に動き出したという事で。

河本 やっとシーズンを迎える事ができまして、販売を開始しております。

  前は、白浜の方でですか?

河本 そうですね。ちょうど一年前に初めて直売っていう形で港で手売りですね。それが去年の実績で、今年に関してはそれに加えて、ふるさと納税の方のエントリーができる事になって。返礼品としてのね。

  あっ!そうですか!

河本 姫路市民の方は返礼品対象外になってしまうんですけども。オンライン、インターネットで購入が可能という状況まで来ましたと。

  そうなんですね!オンラインだとどんな風に検索すると買えるんですか?

河本 チラシでQRコードから検索してもらってもいいんですけど、うちの屋号である“シェフの貝どころ”で検索していただけたら出て来ます。

  “シェフ”がカタカナで、“貝どころ”はシェルの貝ですね?

河本 そうですね。“どころ”はひらがなで。

  はい。実は、この言葉自体にも意味があるという事でしたよね?

河本 そうですね。二枚貝を扱ってる事業なので“貝”。シェフは、現場で今作業してるのが弟なんですけどシェフなので。

  あっ、作られる方の?

河本 元々シェフなんですね。20年近くやってたのかな。実際に料理を作っていた側の人が、今度一次産業で入って実際に物を作るという。ソムリエがワイン作るみたいなものですね。

  そうですよね~。よく分かってらっしゃる方が作るという事ですよね?

河本 そうですそうです。だから、できるだけ、普通の人じゃPRできない所。うちのアサリと一般のアサリとの成分の違いとか、ボリュームの違いとか、色んな所を説明していければいいんですけども。知っていただくには、やっぱりオンラインでどんどん発信していかないといけないので。その体制が一年間ほとんど作れてなかったので今急ピッチで進めていて、1月末くらいからは“BASE”というプラットフォームがあるんですけど、そこでも出店してますので、これは姫路市民の方も普通に買う事ができる物になってますので。そういった形でちょっとずつちょっとずつ浸透させていって、姫路の一つの名物って言うんですか?何て言うんですかね?

  名産?特産品?

河本 そう。特産品に追々なっていけばいいなとは思っています。

  このアサリには特徴があるんですよね?

河本 そうですね。まず、完全国産養殖。国産で作ってるアサリっていうのが、日本では基本的にほとんどないですね。

  あっ、そうですか!?

河本 ほとんどないです。90何%輸入です。

  えっ!?それは知らなかったです!

河本 基本的にはね。

  じゃあ、国産って珍しいんですね?

河本 無いですね。無いと言ってもいいくらい。たまたま獲れたとかはありますよ。でも、流通の乗っかる量ではないですね。

  河本さんの所は、沢山の国産のアサリが獲れるという事ですね?

河本 獲れると言うか育ててる。

  あっ、養殖ですもんね。

河本 そうです。種苗っていう孵化の所からやってるので。完全に国産。だから、ふるさと納税にエントリーできたっていう事なんですけども。

  あっ、なるほど!ふるさと納税も規定がありますもんね?

河本 はい。だから、その他所で作ったものはできないですもんね。この姫路の地域で作った物じゃないと姫路の返礼品の対象にならないので。そういった意味では是非応援して頂ければなと。

  はい。皆さん、お買い頂きたいと思います。ベイスがアルファベットでどう書きますか?

河本 “BASE”かな。

  “シェフの貝どころ”はシェフはカタカナで、貝だけ漢字でシェルの貝ですね。それで検索をして頂きたいと思います。でも、やっぱり養殖って大変ですよね?

河本 大変です!!国産の特大クラスまで育てようと思うと丸2年掛かるんですよ。

  やっぱり月日を掛けて?

河本 かなり掛かるんです。で、何が一番の弊害かって言うと、やっぱり台風なんですよね。

  あっ…来ますよね~。

河本 来るんですよ!しかも、去年、一昨年とは直撃が何回かありましたよね。

  ありました!

河本 別に直撃じゃなければ何とかなるんですけども、さすがに直撃はエライ事になりましたね…。

  流されました?

河本 流されましたね。

  うわぁ~…。そうするとどうするんですか?

河本 台風が来た時に、今度はちゃんと避けられる様に対策をします。そのままだとどうやっても無理だっていうのが分かったので。まだまだ試行錯誤は続くんですけど。完全国産のアサリと、輸入した物をしっかりと白浜の海で“畜養”って言うんですけど、プランクトンを沢山食べさせるんですよね。そうすると、信じられないくらいの身の入り方をするんですよ。パンパンになってます。

  パンパンに!?普段のアサリってお味噌汁とかに入ってる様なイメージなんですけど、そういうのと比べてどんな感じですかね?

河本 殻を開けるとパンパンに入ってます(笑)

  あははは(笑)やったー!って感じですか?

河本 国産の方は正直冷凍が難しいとも言われてるんですよ。

  あっ、それはパンパンだから?

河本 殻が薄い上にパンパンなので冷凍すると殻が割れちゃうんですよ。

  あ~なるほど!

河本 大きく入り過ぎてるので。そういった課題がまだまだ、加工品を目指す上ではクリアしていかないといけない事が多いんですけど。それでも地域の為、地方だからこそできる事に力を入れていきたいなっていうところで、毎年毎年挑戦の連続ですかね。

 

美味しいアサリの調理法とマインズのアサリ養殖の特徴

  でもいいですね!私、貝とかアサリ大好きなので。パンパンに入ってたらね。

河本 多分、アサリの概念変わると思いますね。

  え~ほんとですか!?長さにしてどれくらいなんですか?直径何センチとか?

河本 特大とかこれくらいあります。

  えっ、それ5㎝くらいありません?

河本 うん。4㎝くらいはあります。

  ハマグリ以上…(笑)

河本 小さなハマグリくらいはあると思います。

  ありますよね!えー!そんな大きいんですか!?(笑)

河本 うーん…4㎝は言い過ぎかな(笑)でも、3㎝くらいは絶対にありますかね。

  いや、これはちょっと!それにちょっとお醤油かけて食べても十分食べ応えありますよね?

河本 酒蒸しが普通に旨いですね(笑)

  あ~!美味しいですね!

河本 まぁ、全部が大きい訳じゃないので、中位のサイズなんかは味噌汁とか吸い物系に持っていったら良いと思いますし、身の大きい物はパスタにするか、酒蒸しとかバター蒸しとかにするか、アサリご飯とか。

  あ~~良いですねぇ。

河本 結構、簡単にどれもできるので。家庭でね。ちょうどやり始めた時にコロナがきて、外出ができなくなってってなると、やっぱり家の食卓が鮮やかな方がね。艶やかって言った方が良いんかな?その方が豊かじゃないですか?

  そうですね。気持ちがね。

河本 テイクアウトとかUberEatsみたいなのも、あれで急速に進みましたし。

  凄い流行りましたよね。

河本 なので、食卓に直接届けて行きたいなっていう思いがありまして。それが可能な風にはできてきたので。アサリを新しく楽しんでもらえたらなという風に思います。

  こういう思いでこういう風に作りました!みたいなお手紙みたいなのが入ってるとね。

河本 一応あります。作った方法、今後こういう工程でやってますっていうのはSNSでアップしていくんですけど、メニューは用意してます。

  あ!それ有り難いです~。

河本 クッキングメニュー。

  ちょうど、弟さんがシェフされていたので。

河本 そうですそうです。そこが見せ所じゃないですか(笑)

  そうです!他ではできない事ですからね。

河本 まぁ、簡単なんですけどね(笑)

  でも、主婦にとっては簡単な方がね。それに美味しいっていうのが一番有り難いと思いますけど。

河本 一応、牡蠣も扱ってて。

  牡蠣も!?

河本 ただ、牡蠣はメジャーなので。しかも。兵庫県だったらやっぱり室津が有名なので美味しいんですけども。あれも酒蒸しでね。

  牡蠣の酒蒸し?えっそうなんですか?食べた事ないです。

河本 え!?どうやって食べてるんですか?

  牡蠣はフライか、あとは醤油をちょっと入れるくらいです。

河本 生の?

  いや、フライパンでちょっと炙って。殻を剥いたところで。

河本 それを料理酒で蒸してポン酢で食べるっていう。

  あっ、そうなんですか!?それはやった事ない…やってみたいですね。

河本 もみじおろしとネギとポン酢で。それは鉄板ですけど。個人的には、酒蒸しにした牡蠣で牡蠣フライにすると最高です!

  酒蒸しにしてひと手間掛けた牡蠣フライ!?うわぁ~…。

河本 これはヤバいです!(笑)

  いや~!食べてみたい!!

河本 タルタルで食べるのがやっぱりね。牡蠣いくら好きだって言ってもそんなに何個も食べれないんですけど、あの牡蠣フライだけは何個でもいけますね!

  いけますか!?

河本 是非、試してみてください。

  アサリと牡蠣とセットとかでも売ってるんですか?

河本 セットでも売ってます。単体でも売ってますし。ふるさと納税の分は、パッケージでセットにしてるんですけど、BASEの方で売ってるのはセットもあればバラもありますので。

  そうなんですね~。

河本 この事業をやり出して思いますけど、旬っていうのがどれだけ短いかというか、生き物だなぁと。やっぱり、2月3月4月上旬くらいまでのこの時期しか旬の味では食べれないので。その旬を大事にすると、他のシーズンで売り上げが全然なくなっちゃうんですけど(笑)まずは、旬の一番美味しいところを知っていただいて、それに準ずる加工品の方にいきたいなという風に思ってますけれども。意外と、地方に住んでいても、例えばそういう農業でも、今新米とか地方でも若い子とか食べた事ないとか言う子がいたりするんですよ。

  ほぉ~。

河本 我々が子供頃は、周り中田んぼでしたけど、今は地方に住んでてもその味を知らない場合が多いので。

  そうですね。自分の近くとかで自分の家でも作ってなかったら、なかなか本当にの新米の味はちょっと分からないですもんね。

河本 同じ様に、牡蠣とかアサリとかでも本当の旬のものっていうのは、僕もこれに関わり出してから食べ始めたみたいなものですから。

  じゃあ、私まだ食べた事ないですね。

河本 そうかも知れないです。

  これは是非BASEで!(笑)

河本 牡蠣に関しては有名になって来てるので、好きな人は買いに行ったりするじゃないですか?なので、それは全然美味しいやつなんですけど。アサリに関してはまぁないんじゃないですかね。

  ないですないです。アサリでまずそんなに大きい物も見た事ないですし。

河本 天然物はもう獲れないんですよね。何故か日本全国で。

  そうなんですか。

河本 20年くらい前から一斉に漁獲高と言いますか、獲れ高が下がり続けていて今となってはほぼ獲れないと。それで、うちの工法が海中にコンテナぶら下げて土入れてその中で飼ってるんですけど、天然物だと潮が引く時ってプランクトン食べれないじゃないですか?でも、海中だと年がら年中プランクトン食べてるんですよ。

  あ~なるほど!

河本 悪い言い方したら肥満ですね。

  あははは(笑)美味しい物をいっぱい食べてしまって?

河本 だから、身がパンパンになるっていう。

  「もう僕食べられないよぉ~」っていうくらいアサリさんはプランクトンを食べてる訳ですね(笑)

河本 食べてます。ストレスも掛からずに平和に食べてます(笑)

  いいね~播磨灘で良い環境で(笑)

河本 播磨灘のプランクトンの含有量っていうのは日本でも有数なんですよ。

  そうなんですか!?

河本 だから有名だったんだなっていうのは僕も後付けで知ったんですけど(笑)

  やり出してから?(笑)

河本 そうそう(笑)地形的にそうなんですよね。

  あー。恵まれてる場所なんですかね?

河本 そうですね。でも、魚が獲れなくなって来てるっていうのもよく聞きますし。

  あ~そうですか。

河本 農業もそうだと思いますけど、養殖も一番の敵は天候と言いますか自然と言いますか。

  まぁ、でも、最近は本当に予期せぬ天候になりますからね。

河本 あまり、暑いのも敵なんですよね。

  あっ、そうですか!?

河本 そうなんですよ。海中温度が上がったまま下がらなかったり。去年も暑かったじゃないですか?そうするとやっぱり弱っちゃうんですよね。

  あー。暑いのはアサリさんも「ちょっともう勘弁して」ってなりますね。

河本 昔、感覚的には、台風って10月じゃなかったでしたっけ?

  あっ、そうでした!9月か10月とかそれくらいでした。

河本 この2、3年で台風来てるの8月なんですよ(笑)

  そうですよね!真夏ですよね!(笑)

河本 そう!真夏なんですよ!弱り目に祟り目みたいな感じで(笑)もう普通通りしてみたいな(笑)

  そうなんですね(笑)じゃあ、これからの目標みたいなものはありますか?アサリに関して。

河本 やっぱり、ここからスタートして、全国区の皆さんに食べていただけるところまで持って行きたいなと。その先には、やっぱり海外の方にも持っていきたいなと思ってます。

  あっ、良いですね!!皆さん“BASE”こちらの方を検索していただいて“シェフの貝どころ”でチェックしていただきたいと思います。マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。河本さん、ありがとうございました!

河本 はい。ありがとうございました。