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【第184回】マインズ産アサリ“シェフの貝どころ”ネット販売へ。 2022.12.22放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

 

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役 会長 河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー 脇 たまき さん 

 

アサリ養殖事業の課題と目標

  さて、今日は12月22日。明後日はクリスマスイヴ。そして、明々後日はクリスマスと。まぁ、当たり前の事を言ってますけど(笑)

河本 はい(笑)

  寒さが厳しくなってきてまして。どうですか?河本さんって寒いのが好きか、暑い夏の方が好きか、どちらが好きですか?

河本 やっぱり、夏の方が好きですかね。

  あっ、そうなんですね。

河本 ただ、最近の夏はちょっとね~暑すぎません!?

  異常ですよね!

河本 異常です。それくらい暑いので、ちょっと冬は安心するとうか(笑)

  ちゃんと寒い日もやってきたなと(笑)

河本 そうそうそう。ちょっと暑さが異常だなっていうのが…。

  何か、外に出てたら、オーブンで焼かれている鳥の気持ちになるんですけど(笑)

河本 はいはい。まぁ、今養殖もやってるじゃないですか?

  はい。

河本 海の上ってヤバいんですよ!照り返しもすごいので。

  そうですよね~…。

河本 日陰なんか当然ないですし(笑)

  ないですもんね~…。

河本 すごいんですもう…。焼け方もエグイですし。

  養殖は去年からですか?

河本 そう。去年ですね。

  今が12月22日だから、2022年です(笑)

河本 はい。そうですそうです。今年の2月に、一応初めて売ることができてっていうまだそんな段階ですね。

  あっ、そうなんですね!スタートして今の段階で一年は経ってますよね?

河本 はい。その前一年は修行というか、最初は教えてもらわないと分からないので、修行に行って、実際に自社でやりだしたのは去年の夏からですね。

  あっ、それで夏を経験されて?うわぁ~…。

河本 弟がメインでやってるんですけど、やっぱりすごい環境ですよね(笑)

  あははは(笑)

河本 これはなかなか…っていう(笑)

  やっぱり、暑い日も寒い日も雨の日も。

河本 雨の日は、少なくと仕事はありますけど、海には出ないですね。危ないので。

  そうですね。

河本 風が強い日とかは、やっぱり出てはダメですね。

  そうですよね。私、アサリ大好きなんですけど。

河本 手前味噌ですけど、評判はめちゃくちゃ良いんですよ。

  どういう特徴のあるアサリなんですか?

河本 普通のアサリは砂浜にいますよね?

  はい。

河本 でも、潮の満ち引きがあるので、あと波があるので、言ったら、海に浸かっていない時間が全体の半分くらいあるわけじゃないですか?

  はい。

河本 でも、我々がやっているのは、海中で育ててるので、ずっと餌を食べてるんですよ。

  そしたら、栄養が行き渡ってるアサリですか?

河本 身の入り方が、1.5倍から3倍くらい。

  わぁ!大きい!!

河本 それくらいの身の入り方になるので、もうパンパンなんですよ。ただ、パンパン過ぎて、冷凍すると殻が割れちゃうっていう(笑)

  あははは(笑)

河本 そんなデメリットもあったりとか。ただ、旬の物は本当にぜひ届けたいなっていう感じですね。

  わぁ~。食べたいです~。

河本 また持って来ます!(笑)

  すみません…何か催促しちゃったみたいですね(笑)一般にはどこで買えるんですか?

河本 一般には、2月から4月くらいに、白浜の方の朝市で直接テント出して売ってるんですけども。まぁ、幅広く、ネットで買えるように構築中です。

  あっ、ぜひそうして頂きたいです~。

河本 ふるさと納税も対象にしようと思ってるんですけど。ふるさと納税にしたら姫路市の人はもらえないので(笑)

  あっ、そうなんですか!?

河本 自分の自治体以外のやつは、寄付するともらえるんですけど、自分の自治体のは。

  単に納税しただけになりますもんね?

河本 そうそう。返礼品はもらえないんです。

  確かにそうですね。じゃぁ、私はもらえますね!

河本 もらえます!寄付お願いします(笑)

  はい(笑)ぜひ、ふるさと納税させて頂きますので(笑)

河本 はい(笑)ありがとうございます。

  うわぁ~楽しみですね!だから、今年の夏が二回目の夏を迎えたっていう事ですよね?

河本 そうです。台風が二回直撃したんですよね。

  えー!

河本 やっぱり、自然ってキツいですね。

  どうなりましたか?

河本 流されちゃいました…

  あらっ!!

河本 結構な量…。

  え~…。

河本 これは、今後の課題として必ずくるものだと思うので、それの対策っていうところをもっとしないと、大規模化は無理だなっていう。

  なるほど~。

河本 それが来年の大きな課題ですね。

  じゃあ、もう一つ一つですよね?

河本 そう。一つ一つです。まぁ、完全国産のアサリと、輸入したものを畜養っていう形で、日本の海でじっくりプランクトン食べて大きくするっていうやり方があるんですけど、その両方を作ってるんですけど。

  へぇ~。

河本 まぁ、畜養も全然美味しいですけどね!

  あっ、そうですか。

河本 何か、どうしてもイメージがあるじゃないですか?

  ええ。ええ。

河本 それを払拭するのも頑張らないといけないなっていう(笑)ちゃんと美味しい物は美味しいので。だから、あまりやってる人はいないですし、実際に漁師さんなり漁業に関わっている人と、一般の消費者の情報の非対称性があまりにも差があり過ぎるっていうんですかね。なので、そこをちゃんと均一化させたいなっていうのは思いますね。

  ほぉ~。

河本 良い物っていうのがどれを良い物かって。かたや、こっちはこう言うけどこっちはこう言うみたいな。牡蠣とかでも本当に美味しいのは小ぶりな方が美味しいんですよ。

  えっ!そうなんですか!?

河本 そうですそうです。身がギュッと詰まってて。

  味が濃いっていう事ですか?

河本 そうそうそう。でも、やっぱり、見た目的にもイメージ的にも大きいのをみんな好むじゃないですか?

  そうですね。食べごたえとか。

河本 牡蠣フライにするにも、何でもそうですけど、中くらいっていうんですかね?それくらいの方が本当は良いんですけどね。

  あ~。でも、そういうのは知らない人が多いですよね?一般の消費者は。

河本 そんな食べ比べもしないですし、思い込みもありますし。

  ありますね。

河本 だから、それをちゃんと一緒に理解して食べる方が良いじゃないですか?

  はい。

河本 それでも大きい方が好きって言う人はそれでも良いんですよ。それを知らなかったらどこに行っても大きいの頼んじゃうじゃないですか(笑)

 

念願の一般ユーザーへの販売開始!!

  そうですね。じゃあ、そういうのを発信していくっていうのも?

河本 やっていきたいですね!地方にいるのに、そこらへん知らないって何かね。僕も知らなかったんですけど(笑)都会にいて、一次産業に疎いっていうのは分かるんですよ。無いですからね。

  そうですね。身の回りに。

河本 地方で疎いっていうのが、ちょっと今後を考えてもあまり良ろしくないんじゃないかっていうように個人的には思ってて。だって、都会との違いって自然だけでしょ?

  はい。そうですね。

河本 あと全部負けてるでしょ?

  あははは(笑)負けてる…(笑)

河本 経済規模とか、人口とか、クリエイティブさとか。

  まぁ、確かにね。

河本 何か、都会に勝ってるところってね…。まぁ、部分的にはあるのかもしれないですけど。経済力でいうとね。

  まぁ、そこはしょうがないですよね。

河本 唯一、都会ではできないっていうか、都会に勝ってるところ、自然のところを地方にいるんだったら、ちゃんとそれを味方につけるといいますか、しっかりと産業にしていくといいますか、それをしないと地方にいる甲斐がないなっていう。だったら、都会に行っちゃった方が手っ取り早いですよ(笑)

  そうですね(笑)地方にいるメリットをより最大限活かして、そのメリットも消費者の方達にも得てもらうっていう事ですよね?

河本 そうです。だって、今、地方でも新米食べた事ないっていう人とか普通にいますもんね。

  えっ、そうなんですか!?勿体無いですね。

河本 要するに、農家さんが作った米、最終的にJAから買っても農家さんが作ってるんですけど(笑)でも、普通に新米食べた事ないとかっていう若い子でも結構いますし。

  へぇ~。

河本 まぁ、牡蠣とかでも好き嫌いはありますけど、アサリもそうかもしれないですけど、そもそもどれが良くてどれが悪いかなんて分からないじゃないですか?

  はい。

河本 それくらい、流通の方で管理されちゃってて、その品質の確かさとか、正確さとかっていうところがハッキリしてない感じだなっていうように思うので。今後、直接ネットもより活性化して、ユーザー、お客さんが直接自分で調べて自分で買うような時代になると思うので。ある物、勧められた物をそのまま買うのではなくて。そういった時にちゃんと価値のある物として、全国の方から選んでもらえるように、というのを目指していますね。

  ちなみにネットで検索する時に、河本さんのところのアサリを買いたいってなったら?あっ、まだなんでしたっけ?

河本 まだなんですよ(笑)

  そっかそっか!(笑)これからなんですよね。

河本 年明けですね。

  じゃぁ、そのネーミングも今もジワジワ考えてらっしゃるんですか?

河本 リアルでは売っているので、ネーミングは決まってるんですけど。“シェフのかいどころ”と(笑)。

  シェフのかいどころ!?

河本 そうです。弟が元シェフなので。

  あっ、そうなんですか!?

河本 そうです。シェフが食材を作るって面白いじゃないですか?

  面白いですね!

河本 ソムリエがワイン作るみたいなものなので。

  よく分かっていらっしゃいますもんね。

河本 そうですね。やっぱり。調理師免許持ってますし。

  そうですよね。目利きもやっぱり確かですね。

河本 レシピ付きでやっていこうと。

  うわっ!嬉しい!

河本 アサリご飯めっちゃ旨いです!(笑)

  うわぁ~!食べたーい!レシピ付いてくるんですか?

河本 付いてきます。アサリご飯はレシピあったかな…。無かったかもしれないですけど。

  でも、そのアサリを使った色んな料理があるわけじゃないですか?そういうのも全部レシピ付きで?

河本 パンフレットに、何種類かおすすめのやつを載せてますね。

  何か、アサリのうんちくみたいなものも載ってたら嬉しいですね。

河本 それはちょっと載せる場所がなかったので、ホームページ上とかそういうところで、どんどん書き込んでいったりブログでやったりとかしていこうとは思ってます。

  シェフの貝どころのシェフはカタカナで?

河本 そうそう。かいは二枚貝の貝ですね。貝と買う場所っていうのを掛けてる感じですね。

  漢字はシェル(Shell)の方の貝ですね?

河本 そうですそうです。

  どころはひらがなですか?

河本 はいそうです(笑)

  また、そちらの方もネットに挙げていただいて。

河本 そうですね。まぁ、これも初めての事で、二転三転と色々あったんですけど。長い目で見て絶対やらないといけない事業だなと思ってますので、5年10年のスパンで根付かせていきたいなっていうように思っています。新しくてもこういう事ができるんだよっていう。いろんな所でもやりたい!っていう人が増えてくれたらいいなっていう(笑)

  なるほど!そういった思いも込められて、アサリの養殖っていうのを始められたっていう?

河本 そうですね。オフィス勤務的な営業にしろ事務にしろ、都会のイメージじゃないですか?やっぱり、実際養殖の現場はストレスフリーですよ。

  あっ、そうなんですか!?

河本 対人ストレス無いですよ(笑)自然ですもん(笑)

  そうですよね!目の前にいるのはアサリですもんね!

河本 それと海ですから。全く景色違います(笑)

  精神衛生上もその環境は良さそうですね!

河本 精神衛生上良いですよ!

  体力的には大変なところはあると思いますけど。

河本 大変です。でも、こういう仕事もあるんだなっていうのを自分も経験してそういう感想でしたもんね。

  視点を変えるって大事な事ですね!

河本 はい。心理的にはめちゃくちゃ安定するといいますか、健康になるというか元気になるというか(笑)

  あ~。

河本 やっぱり、詳しくなるので旨い物が手に入りやすくなるし。

  はい。それは健康にもなるし、確かに精神衛生上も。

河本 魚介が嫌いだったら辛いかもしれないですけど(笑)

  それは…ね(笑)

河本 あははは(笑)

  じゃあ、会社の中で悶々としるとか、定年が近づいてきて、定年後に今後どうすればいいかとか悩んでらっしゃる方も、ちょっと河本さんの“シェフの貝どころ”もまたネットに挙がりましたらチェックしていただいて。

河本 そうですね。SNSもやっていきたいので、フォローしてもらえると情報がリアルにどんどん入ってくるのかなと。国産のアサリなんかは、種苗っていって、いわゆる孵化からやるので、そこから2年かかるので。

  あっ、そうなんですか?是非、ネットの方には、どういう思いでこれを立ち上げたかっていうのも書いていただけたら、皆さんの力にもなると思います。

河本 はい。

  ありがとうございます。マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。河本さん、今年1年ありがとうございました!

河本 はい。ありがとうございました!

  また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

河本 はい。よろしくお願いします!