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【第162回】人に応援される人になろう! 2022.1.27放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

 

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

「やる気がでない」、その原因をしっかりと見つめよう。

津雲 さて、河本さん。1月も終わりという感じなんですけれども。

河本 はい。

津雲 年の最初スタートする時には「今年はやるぞ~!!」と物凄くやる気に満ち溢れていても、ひと月経つうちには、何となく「寒いし、怠いし」っていうあたりがでてきてサボってしまう、っていう人も多いかなぁ? と思うんです。やる気がでない時ってどうされてます?

河本 僕ですか!?

津雲 はい! やる気がでないことは、ない?(笑)

河本 いや、ありますよ! いくらでも(笑)

津雲 あははは(笑)

河本 僕の場合は、「やる気がでないから休むよ」ってなれないというか「それをして誰が喜ぶの?」っていう。結局、やっぱりやろうって決めてることがあるので。本当に体調が悪い時はしょうがないですよ。でも、人の顔が思い浮かぶんですよね。 まぁ、健全なしがらみ、って言うんですかね(笑)

津雲 健全なしがらみ(笑)

河本 まぁそれで、社員ががっかりするなり、困るなり、それの積み重ねで、将来不幸になるくらいだったら「気合と根性でどうにかする」っていう感じですけど。

津雲 なるほど。でも、本当に体調が悪かったり、気持ちの調子と言うか、メンタルな部分でかなり落ちていたら、そこは…?

河本 休んだ方がいい!

津雲 休んだ方が?

河本 絶対休んだ方がいいし、そういう意味のやる気が出ないとかだと、別にやめてもいいんじゃないかなって

津雲 あっ、なるほど。

河本 まだ言語化できてないだけで、何らかしらの理由があると思いますよ。そこを無理に押し込めても、それこそ体と心に悪いだけなので。全然休んだらいいと思いますし、立ち止まってもいいと思いますし。いっそのこと、転職してもいいと思いますし。

津雲 その辺は自分の中で見極めが必要かもしれないですね? ただのやる気が出ないだけなのか、それとも本当にギリギリのところなのかっていうのは。やっぱり自分で考えるっていうことは、必要かもしれませんね?

河本 そうですね。

津雲 前回「80歳まで元気で働かないといけない」「健康管理も必要ですよ」みたいなお話がでたかと思うんですけど。さっき言った様なメンタルの部分とか、“ボディ”ですね。心身共に健康であるっていう健康管理って、働く上では大事なのかなって、最近思うようになってきたんですけど。

河本 めちゃくちゃ大事だと思いますよ。60歳で定年とかだったら、少々不摂生しても、体が持つ人は持つじゃないですか?

津雲 持つでしょうかね? はい(笑)

河本 だから、体の管理なんかあまり気にしてるふうには思えなかったんですけど。

津雲 猛烈社員で良かったわけですね?

河本 うん。80歳まで体と頭を動かそうと思うと、ある程度早い時期からケアしておかないと、やっぱり長持ちはしないだろうなっていうのは思うんですね。

津雲 はい。河本さんは、ちゃんとメンテナンスとかケアをしておられるっていうことなんですね?

河本 まぁ…、昔よりかは(笑)

津雲 おお!(笑)

河本 太り過ぎないようにとか?

津雲 なるほど!! 体型管理?

河本 そうそうそう。運動をちょっと入れてみたりとか?

津雲 はいはい。

河本 これはもうちょっと習慣化させないとダメだな、っていうのはあるんですけど。まぁ、そんなにはできてないです(笑)

津雲 でも、改良中?

河本 言いながら、そんなにできてないです(笑)

津雲 あははは(笑)

河本 でも、しないと。本当に後で困るのは、自分なので。

津雲 そうですね。何て言ったって「80歳まで現役」ですから。

河本 そうです。現役でいるだけじゃなくて、稼がないといけないじゃないですか?

津雲 そうですよね。

河本 だから、人に必要とされないといけない訳ですよ。

津雲 はい。人に必要とされる程できて、元気でっていうのは、なかなかハードルが高いような気がするんですけど?

河本 まぁ、30代40代みたいなバリキャリの働き方ができるのか? って言ったらそれは難しいでしょうし。力仕事はそりゃ難しいでしょうし。じゃあ「どこで人の役に立つんだ?」っていう。「どこで自分を必要としてくれる仕事を見つけるんだ?」っていうのが、大きな課題になってくると思うんですよ。

津雲 同じ仕事を続けていくわけにもいかない、っていうことですもんね?

河本 多分…。

津雲 職人さんって言ったら、熟練の技っていうのがあるのかもしれないですけど。

河本 そこはまぁ、熟練の技もいけると思うんですけど。多分、効率は若い人には勝てないものも多くなってくると思うんですよ。単純に機能が落ちるので。

津雲 そうですよね。

河本 じゃぁ「どこで活躍するのか?」っていうことが全然、真正面から話し合われてないよな、っていうのを思っていて。このままだったら、いずれ社員を不幸にしてしまうんじゃないか? っていう危惧が僕の中にもあって、いろいろと考えてたんですよ。

津雲 おぉ~。

河本 そしたら、やっぱりうちの人事理念がそれにあたるのかな? と思うんですけど。

津雲 マインズさんの人事理念?

河本 はい。「人に応援される人になろう!」っていう。

津雲 人に応援される人になろう? はい。

河本 意味分からないでしょ?

津雲 うーん…。人事理念がそうなんですよね?

河本 人事理念が、そう…

津雲 解説がいるかもしれない(笑)

河本 だいぶん、いるんですよ(笑)

津雲 あははは(笑)

 

人に必要とされる人間になるためには?

河本 どういうことかって言うと、アイドルとかアスリートとかは別としてですよ。

津雲 「頑張れ~!」「キャ~!」ですもんね?

河本 あれは応援されてるじゃないですか?(笑)

津雲 はい(笑)

河本 あぁいうのは別で。一般の社会人として「人に応援される人」になろうと思うと、当たり前なんですけど、自分が先に人を応援できないと、される訳がないんですよ。

津雲 なるほど!!

河本 でも、今そこがスッポリ抜けちゃってて。欲しいばかりで、自分がするということが抜けてるんですよ。

津雲 うーん。誰かのことを本気で応援する? サポートする?

河本 助けるでも、手伝うでもいいんですけど。

津雲 はい。

河本 それでこそ対等じゃないですか? だからこそ、困った時に、助けて貰えるんですけど。

津雲 はい。愛し、愛されなくちゃいけない訳ですね?

河本 そうそう。じゃあ、それを手あたり次第できますか? っていう(笑) それはちょっと難しい。

津雲 そんな聖人君子じゃないので、なかなか。

河本 じゃあ「どういった人を応援したり、助けたり、手伝ったり、サポートしたり、そういうことをしたらいいんですか?」って言うと、当たり前ですけど「信用できる人」。

津雲 うんうん。

河本 「信用って何ですか?」って言うと、正しいことを言ってるとかじゃなくて、言ってることとやってることが一致してる人。

津雲 あぁ~難しい…。言ってることとやってることが一致してないと?

河本 一致してないと、その人が言ってることが信用できないじゃないですか?(笑)

津雲 それはそうですね。

河本 どうやって助けるの? っていう話なんですよ。

津雲 信用できなかったら、どう手を出していいのかも分からないですね。

河本 そう。っていうことは、自分が応援されたかったら、信用貯金を貯めないといけない訳ですよ。

津雲 はい。

河本 じゃあ「どうやって貯めるんですか?」って言うと、言ってることとやってることを一致させていくと。「仕事します」って言ったらちゃんとしたらいいですし、「これします」って言うことはちゃんとする。その積み重ねが「この人はこういうふうに、言ったらこうする人なんだな」って分かるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 だから、困ってる時は、本気で困ってるんだなって分かるんですよ。だから、安心して手を差し伸べてくれるし、安心して助けてもらえるし。っていう信用のある人同士の関係を“信頼関係”って、うちでは定義してるんですね。

津雲 はい。

河本 じゃぁ、その信用してる人同士のコミュニティっていうのは、凄く豊かなコミュニティだと思うんですよ? 安心できると言うか、うちのマインズというグループの共同体が、そういう集団でありたいと思うので。人事理念として掲げてるのが「人に応援される人になろう」って、これがイコールですね。その為に、スタートとして「信用を重ねましょう」。言ってることとやってることを一致させていきましょうと。それだったら歳を重ねていっても、自分ができることっていうのが、自分の周りのコミュニケーションの中で必ずあるので。その人が「俺はそれできます」「私はこれができます」「これお願いします」っていう、できるできないがちゃんと成立するので。

津雲 なるほど。なかなか、その弱みを見せたらお仕舞いみたいなところだと、そんな関係は生まれないですよね?

河本 生まれないですし、弱みを見せることは別にダメじゃなくて。嘘をつくことの方がダメですね。

津雲 あぁ…、はい。

河本 できないのに「できる!」って言ったりとか、しないのに「する!」って言う方が、そっちの方がよっぽど迷惑じゃないですか?(笑)

津雲 そうですね(笑)

河本 そういう関係を目指しましょう! っていう。そういった仲間であれば、自分も全力で普段仕事もできますし、困った時に補い合えるって言うんですか?

津雲 ええ、ええ。

河本 より良い成果を生むことも可能だと思いますし。逆にそういう集団に入ろうと思うと、自分がまずそうならないと入れないっていうことにも気付いてもらえるかな? っていう。

津雲 「あの集団良いなぁ」「あっちの水は甘くていいなぁ」って思ってるだけではなくて、そこに行く為に、自分もそう変化しないとそこにはいけない?

河本 そうそうそう。変わるべきは常に「相手ではなくて、自分」っていうことですね。じゃないと応援されないですしね?

津雲 あぁ…。すぐ忘れちゃうんですけど、そうなんですよね~。

河本 応援されたくない人って、あまりいないじゃないですか?(笑)

津雲 はい(笑) ちょっと照れますけどね。

河本 助けて欲しくない人もいない、困ったらね。

津雲 はい。

河本 でも、その時に助けて貰えるような行動が、普段からできてる人のところにしか、そういう手はいかない訳じゃないですか? 国とか公的サービスは別ですよ。

津雲 はい。そっかぁ…。だから、心身共に健康であることが一番なんですけど、ちょっと弱ってしまった時にも、安心して相談ができたりとか、手伝って貰うっていうことが可能な集団ができる、っていうことなんですね?

河本 そう。「ちゃんと体調管理をします」って言って、ちゃんと体調管理をしてる人が、風邪なり何なり病気になったとしても、本当に皆、心配するじゃないですか?

津雲 そりゃ、そうですね~。

河本 でも「します!」って言って、全然してない人がそんなふうになっても、「ほらな~」ってなるじゃないですか?(笑)

津雲 夜更かしばかりしてる人が寝坊をしたところで、「それはそうだな」っていうのと一緒で。ちょっと違う?(笑)

河本 いや、似たようなものですよ(笑) それは自分で解決してくれ、っていう話しですよ。

津雲 そうですね(笑) 良い例が浮かびませんでしたけども(笑) でも、自業自得と言われてしまわないように。

河本 正しいことを言う必要はないんですよ。「世界平和!」とか、そんな大それたことを言う必要はなくて。

津雲 あははは(笑) 大きいですね(笑)

河本 自分のできることの最大をちゃんとやっていって、それでもできなかったら、謝ったらいいだけですし。

津雲 はい。とりあえず、早寝早起きしようっと!(笑)

河本 まぁ、寝坊で言ったら、そうですけど(笑)

津雲 あははは(笑)

河本 でもまぁ、仕事、会社の一番良い関係値って、そこなんじゃないかなと。そういう人達とだったら、一緒に働けるし、心にも優しいじゃないですか?

津雲 そうですよね。安心して働ける居場所がここだ!って思うことができるっていうのは、幸せなことですね?

河本 うん。その職場自体の環境は用意できても結局、そこを良い職場にするか、悪い職場にするかの人間関係って、結構自分次第なところがあるので。一人ひとりがそれを「良いものにしよう」って思わないと。そう思わない人が居ると、なかなか難しいんですよ。当たり前ですけど。

津雲 はい。

河本 どうせやるんだったら、良い方向になって欲しいなっていう意味で。人事理念として、うちは「人に応援される人になろう」なんです。

津雲 なるほど。

河本 年齢、性別、国籍関係なく。

津雲 はい。なかなかね、そういうことをちゃんと考えてる会社って、姫路であるのかな? って思ってたんですけど。あるんですね!!

河本 うち以外でもあるとは思いますよ。やっぱり真剣に人事、社員のことを考えてる会社は当然ありますので。それぞれの色は当然あると思うんですけど。僕なんかは、雇用を専門としてるので、余計に長期的に見ちゃうんですけどね。

津雲 そうですね。皆、健康で働いてくれたら、勿論良い訳ですしね。

河本 終身雇用を推進するつもりもないですし、ただ結果、貢献し続けて「うちも必要」だと思い続けて、そうやってそういう年代まで居ることはあるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 その時にも必要としたいので。それに必要とされたいとも思うので。じゃぁ、健全な関係をつくる努力をお互いしましょう!っていう。

津雲 応援される人間になりましょう!!

河本 そうです(笑)

津雲 そうするとやる気がでてくるかもしれない(笑)

河本 健全なしがらみができあがるので。

津雲 とういうことですね!

河本 はい。

津雲 マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は2月10日の放送です。河本さん、ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。