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【第152回】常識に捉われない働き方を目指して! 2021.8.26放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

バリキャリ・ゆるキャリ・フルキャリ?

津雲 さて、河本さん。今日のお話は、“バリキャリ・ゆるキャリ・フルキャリ”です!(笑)

河本 はい(笑)

津雲 女性の雑誌とかには、この言葉って結構今までも出てきてたんです。“バリキャリ”と“ゆるキャリ”は。

河本 そうなんですね。何となく聞いたことありますけど、“フルキャリ”っていうのは初めてですね。

津雲 私も今まではあんまり見たことがなかったんです。一応、その用語について確認しておきますと、“バリキャリ”っていうのは、家庭とかプライベートはとりあえず置いておいて、キャリアですね。仕事で出世したいとか、キャリアアップを優先するタイプの人なのかな。

河本 まぁ、仕事に制約を付けないっていうことですよね。

津雲 あ~!なるほど。そういうことですね!

河本 それはまぁまぁ。

津雲 “ゆるキャリ”は、“ゆる”は平仮名なんですけど、それよりもゆるっと。どちらかと言うと、暮らしとか子育てとかプライベートっていう方に重きをおいて、どちらかと言うと「それが許す範囲で仕事をしたいわ」っていうタイプ。ここまでは何となく分かると思うんです(笑)

河本 いわゆるパートさんみたいな感じですよね?

津雲 あっ、そうですね。もしかしたら、皆さんはあまり今までは馴染みがなかったかも知れないんですけど
“フルキャリ”という言葉。“フル”はカタカナのフルなんですけど、フルキャリ。「いやいや!どっちも欲しいわ」と。「できることならば、暮らしとかプライベートとかっていうのも頑張りつつ、キャリアアップとか出世っていうのも諦めたくないわ」という感じで、どっちも頑張りたいっていうのがフルキャリだと、私は理解してるんですが。

河本 はい。

津雲 この言葉って、河本さんはあまり意識されたことは?

河本 まぁ、女性のっていう目線で言うと、要するに、二者択一っていうところから、もう少し選択肢が広がってきてるのかな?っていうのを聞いて思いましたけど。そのライフスタイルとして。

津雲 はい。「ワークライフバランス」ってよく聞くようになってから、どちらかと言えば、ゆるキャリかバリキャリかって言ったら、ワークライフバランスが取れてるのは、ゆるキャリの方なのかしら?という辺りも多かったのかなと思うんですけど。ここに来て「あっ、そっか!どっちも求めていいんだ!」って、私は捉えたんですよね。

河本 うんうん。良い意味で言うと、欲張っていいんだっていうことじゃないですか?

津雲 そうですよね。

河本 まぁ、悪い風にっていう言い方はおかしいですけど、生活の為っていうのも出てきてるんじゃないかなって。金銭的な事情と言うか…。

津雲 そっか、そうせざるを得ないのか…。

河本 そうそうそう。いわゆるこれは、結婚している、子供がいるが前提なんですけど。まぁ、男性・女性って言いたくないんですけど。

津雲 うーん。まぁ、便宜上?

河本 一般的にですけど、男性の所得が別に上がってる訳じゃないので。

津雲 はい…。

河本 むしろ、平均賃金というものは、長い目で見ると下がりつつあると。

津雲 はい。

河本 でも、社会保険料は上がり続けてるので。いわゆる、可処分所得と言われてる「手取り」というのは、まぁ減ってる訳ですよね?

津雲 そうですね。

河本 なので、そのバリキャリをやりたい人は別ですけど、生活の為っていう要素はあるんじゃないのかな?って。

津雲 なるほど~。あぁ…そっかぁ…。言われてみて、初めて気が付きました。

河本 そう思っちゃったんですけど。

津雲 理想的なパターンって、私は思ったんですけど。なかなかそれを選びきれない人も増えてきてるのかも知れないですよね。

河本 まぁ、そうしないと、ゆとりある生活ができないと言うか。

津雲 自分達が理想とする生活パターンを維持することができない?そっかぁ…。

河本 まぁ、生活水準を下げれば問題ないんですけど。どちらにしても選択肢が増えていってるのは、良いことだと思うんですけど。

津雲 うんうん。

河本 昔って、いわゆる昭和ですね。正社員の制度って、全員が出世するが前提だったんですよね。

津雲 年功序列と言うか、働き続けてさえいれば、お給料がどんどん上がっていく。

河本 イコール出世しないとダメ。係長になって、課長になってっていうこのレースに、強制的に参加させられるのが正社員なんですよ。

津雲 うんうん。

河本 「僕はそのレースには乗りません!」っていうのはナシなんですよ。「降りる」がないので。

津雲 はい…。

河本 でも、今もう時代が変わって。いわゆる「出世を望む人達の層」と、そうではない「この現場でずっとやって行きたい」っていう層と、あと「短時間で」っていうのがちょっと分かれてきてるので、そういった意味でも選び易くはなってるのかな?っていうふうに思います。

 

自身をアップデートし続けることで働き方の選択肢も広がる

津雲 選ぶ自由ができて選択肢も増えて。まぁ、選ばざるを得ないという方もいらっしゃるけれども、一応選択肢があるよと?

河本 そうですね。それを、自分の希望を叶えようと思うと、スキルなり経験なりを身に付けないと、当たり前ですけど得られないんですけどね(笑)

津雲 はい(笑)そっかぁ…。

河本 昔ほど、画一的ではなくなったかなって。少し多様になってきたのかな?と思いますし、昭和って実は全員出世できないんですよね。当たり前ですけど。ポストは限られてるので(笑)

津雲 そうですよね。係長さん全員分用意してたら、下に就く方がね…。どんどん雇えば別ですけど。

河本 だから「部下なし係長」とか「部下なし課長」とかね。

津雲 あぁ…切ない。

河本 あった訳ですよ。実際、課長クラスの給料だけど、課長じゃないみたいな。

津雲 はい…。

河本 まぁまぁ、そんな時代も30年位前とかあって、もうちょっと最近まであったかな?(笑)

津雲 はい。もしかしたら、今でもあるかも知れませんが(笑)

河本 今はさすがになかなか無くなってますけど(笑) っていうところから、まぁこんなん無理じゃないですか? そうだし、それができなくても、企業は定年までは雇えていたんですけど、ご存知の様に2000年代前半位からかな、やっぱりどうしてもリストラっていうものが定着しちゃって。要するに抱えきれなくなってる訳ですよね。そんな中で、定年というものが延長されていってる訳ですよね?

津雲 そうですね。一昔前までと言うか、私の父親くらいまでの世代ですと、60歳定年。それがじわーっと65歳になり…。

河本 今は70歳ですよね?

津雲 はい。いや、70…?

河本 あれ?努力義務で70歳になったのかな?どっちでしたっけ?。まだ、努力義務ですか?まぁ、もうすぐ義務になるんですけど。多分、それを企業に義務化してる時に、どうやってするかっていうのも、フリーランスとして仕事を出しなさいみたいなことまで書いてあるんですけど。これが今度75歳になりってなってくると、要するに役職者って実務をしなくなってくるんですよね。

津雲 あっ!管理をしておく?

河本 マネジメントが仕事なので。教育とか、後継者をつくるとか、実務をするのが現場の社員じゃないですか?ってなると、いざ、現場に降りても実務できないじゃないですか?

津雲 そうですね(笑)

河本 だから、ちゃんと実務ができる人にお給料を払うっていう、本来のことをちゃんとできないと。定年だけが一方的に延びても、会社は困るんですよね。

津雲 あー、そうですよね!

河本 だから、ちゃんと実務をフルでできる人達っていうのは、言い方を変えたら、ちゃんと歳を取ってもそういうことができるんだったら、お給料をちゃんと稼げるので。

津雲 はい。今までよりも長期間、歳を重ねても、実務を働き続けることができる人材でないといけない?

河本 そうです。当然DXなので、同じ経理でも使うソフトがどんどん変わっていったりとか(笑)

津雲 はい(笑)

河本 結局覚えないといけないことがある。

津雲 どんどんアップデートしていかないといけないんですよね?

河本 でも、それは最前線にいるからできることで。

津雲 はい。だからこそのお給料な訳ですよね。

河本 そうです、そうです。だから、本来の業務に対してお給料を貰っていくっていう、欧米では一応当たり前のことなんですけど。だから、定年ナシとかができるんですけど。

津雲 うーん。

河本 日本の場合はどちらかと言うと、タスクジョブに関してって言うより、人に対して払っていたので。生活給って言うんですかね?

津雲 はい(笑)

河本 「50代は一番お金が掛かるだろう」みたいな。仕事と全く関係ないですよね?生活なんで(笑)

津雲 はい(笑)

河本 でも、それもひっくるめて制度として成立していた時代なので。そこからの常識っていうものからの変化って、やっぱり凄い時間が掛かるんだなっていうのを男性的には思いますけど。

津雲 はい。

河本 女性的な目線で見ると、今このフルキャリっていうのが着目されてるんだなっていうのは、結果良いことだとは思いますけどね。

津雲 そうですね、意識がそうなってきた。「どっちも選びたい」「どっちも捨てきれない」っていうのは良いのかな?と、私は最初、話を始めるまでは呑気に「これって、どんどん女性も欲張りになっていって、選択肢をどんどん広げていって、意欲的に働けるのって素敵だし、それ許される社会になってきたんだなー」と思っていたんですけどね。裏を返せばっ、ていうことでもあるかなと思うんですけど。

河本 でも、これが定着してくると、男性も女性もフルキャリな訳じゃないですか?これがもし、スタンダードになると。

津雲 あっ、そうですよね!これは女性に限ったことではないのでした。

河本 男性にだけ「バリキャリ絶対!」っていうのはちょっと何か…、逆差別かなみたいな(笑)

津雲 あははは(笑)そうですね!もちろん男性もゆるキャリの人もね。

河本 本来いてもいい訳なんですけどね?

津雲 自分はバリキャリタイプなのか、ゆるキャリタイプなのか、そしてフルキャリタイプなのか。

河本 まぁ、相手があることなので。もし一般的に、結婚の男女のフルキャリが普通だったとしたら、それでやっと家事育児が50:50にならないとおかしいよね?っていうふうになるんじゃないかと。
片やバリキャリ、片やゆるキャリで50:50は難しいですよ。

津雲 難しいですねー。更に加えて言うならば、男性も選べるとは言いつつ、女性はもし出産っていうことになりますと、育児はね何とか頑張って50:50はイケるかもしれないですけど、出産とすると今のところは女性勢が出産を担う訳なので。今のところは、って言いましたけど、もしかしたら将来変わるかも…?そんなことはないか(笑)

河本 これは僕は、会社もそうだし、男性もそうだし、女性自身も一緒に考えないといけないことなんですけど。唯一言えることは、子育てが終わってからの人生の方が長いんですよね。

津雲 あー、そうですね。産み続けることさえなければ(笑)

河本 そうそう(笑)定年が60歳の時代ってそうでもないんですけど、無定年時代とか、もし年金が出るのが80歳とかになると、明らかに「子育て終わるのがいつなんだ」って言う話もあるんですけど(笑)

津雲 はい(笑)いつまでもね。

河本 いわゆる、小学校低学年とか位までだったとすると、高学年でもいいんですけど、そこから後の方が長いじゃないですか?

津雲 そう考えると長いですねー。

河本 そこをちゃんと見ないと、ダメだなって。短期的な話で見ると、抜けてしまうじゃないですか?

津雲 はい。

河本 でも、これを「女性だから」とか「しょうがない」で終わらせてしまうと、何の話もできないので。そこの先を見て、そこをどうキャリアとして考えるかとか、会社が戦力として考えるかとか。そこで合意できるところを見出していかないと、やっぱり女性だけに負担を背負わせることではないと思いますね。

津雲 はい。そして、稼ぐのも男性だけに背負わせるのも、おかしいなっていうことですよね?

河本 そうですね。

津雲 結婚する時にでもそうですし、出産っていうことをその時になってから考えてもいいかも知れないですけど、十分話し合うとか決めておくっていうのは大事ですね。

河本 大事ですね。常識に捕らわれずにっていうのは、すごく大事だと思います。

津雲 はい。マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は9月9日の放送です。河本さん、ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。