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【第127回】“ワクワク”できることを見つけよう!  2020.8.13放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役社長
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

最近、“ワクワクしたことはありますか?


津雲
 さて、河本さん

河本 はい。

津雲 この番組って『マインズのわくわくキャリア相談室』という番組ですよね?

河本 はいはい。

津雲 “ワクワク”することって、最近ありましたか?

河本 うーん…、難しいですね(笑)

津雲 あははは(笑)

河本 パッと出てこないっていうのが、問題ですね。

津雲 そうですね。これはコロナのせいかも知れないですけど、自分のことを振り返ってみても、「ワクワクって最近何かしたかな?」って思うんですよね。

河本 うんうん。

津雲 例えば、オンライン配信で「大好きなアーティストさんがライブをしてくれた!」とか、「舞台の講演があった!」とかっていうと、ちょっと始まる前はワクワクするなという、…その位はあるんですけどね。

河本 はいはい。確かに、この『わくわくキャリア相談室』の名前を決めた時も、まぁ言葉通り仕事とか、働くっていうことを前向きにと言うか、楽しみを見つけながらみたいな、明るい未来みたいなものをイメージして“わくわく”って名付けたんですけど。最近、ワクワクにあまりコミットしてなかったなと思って(笑)

津雲 ちょっと改めて、ということですね(笑)

河本 はい。ちょっと初心に返って(笑)非常に良いと思います。

津雲 はい。でも、ワクワクって難しいですね~。

河本 僕の場合とかだったら、仕事とかで新しく仕込んでる事業とか、そういったものが芽を出だしたりすると、先を考えたらワクワクしますよね。

津雲 そうですよね~。

河本 それとか、例えば「漫画の新刊が明日出る」とかね(笑)

津雲 それは、ワクワクします!!(笑)

河本 待てない!みたいな(笑)ワンピースがもうすぐ出るとかなったら、ちょっと「早くその日が来ないかな?」って思いますけど。

津雲 結構そう考えると、日常の小さいところに、小さなワクワクは転がっていそうな気がしないでもないですね。

河本 そうですね。美味しいご飯を明日食べるとかだったら、それはそれで楽しみですしね。

津雲 はい。

河本 でも、それを喋ってると、コロナで映画を観に行くとか、旅行に行くとか、いわゆるお金で解決できるワクワクがほぼできなくなったのは、結構なストレスに皆がなったのかな?とちょっと思いますね。

津雲 なるほど。「お金を掛ける」「時間を掛ける」など、いろんなワクワクの作り方がある訳ですね。

河本 そうそう。

津雲 お金を掛けるワクワクは、ちょっと今できなくなっちゃった?

河本 ですね、出掛けるとかがね。まぁ“GO TOキャンペーン”とかやってますけど。

津雲 そうですね。

河本 一方で自粛とか言ってますけど。まぁ出掛けにくいのは、間違いないですね。

津雲 そうですね、はい。

河本 そういう“日常で手に入る楽しみ”っていうのかな、その幅がすごく狭まって限られてきたので。そう言った意味で、何か閉塞感的な?

津雲 なんかストレスと言うか、モヤモヤと言うか、鬱屈した思いと言うか…。

河本 もう一方で、もう一個の仕事的なワクワクっていうのは、結構本気でやらないとワクワクってしないのかな?っていう。

津雲 先程「新しい事業の仕込みをして、それが芽を出し始めたのはワクワクする」って、おっしゃいましたよね?

河本 そうですね。その先を想像して、実現したくなると言うか。

津雲 それは、“本気で仕込んだからこそ”みたいなことですかね?

河本 そうですね。自分の間違ってるかも知れない仮説があって。まぁ仮説なので、やってみないと立証できないので。

津雲 分からない…、はい。

河本 それが失敗することが、多いんですけど(笑)

津雲 あははは、そうなのか(笑)

河本 そうそう(笑)まぁ、恥ずかしいっちゃ恥ずかしいですけど。本気でやってると、やっぱり成功した時は嬉しいですよね。

津雲 私のイメージで勝手なんですけど、河本さんはやることやること、みんな成功している様なイメージがあります。

河本 いや、10個のうち9個くらいは失敗してますよ、やっぱり。

津雲 そうなんですか!?へぇ~。

河本 小さいのとか含めて、大体やっぱり失敗しますね。

津雲 あっ、そうすると、より1個成功したものがワクワクすると言うか、ものすごく嬉しいですね!

河本 嬉しいですね!と言うか、よくそういう仕事系では10分の1。10個やって1個当たったら良い方とはよく言われるんですけど。

津雲 そうなんだ…。

河本 百発百中なんていうのは、まぁなかなかやっぱり難しいです。

津雲 難しいんですね。そっかぁ…。

河本 9個失敗する前提でやってる、みたいなところもありますけど(笑)

津雲 あははは(笑)でも、その仕込んでる時には、それぞれに「これも失敗するだろうな~?」とかそういうのじゃなくて?

河本 全部、本気でやります!

津雲 全部本気で!?

河本 全部、成功させるつもりでやるんですけど(笑)

津雲 でも、どこかに「10個のうち9個はダメやろうなー」っていう思いを抱えつつも?

河本 いや、何て言うかな…。「全部成功させるくらい本気でやって、やっと1個成功させられる」みたいな。

津雲 あっ、そっか。なるほど!ちょっとニュアンスが変わりますね。

河本 だから、当然、人によっては打率の良い人もいると思うんですけど。やっぱり、自分でそういうワクワクを無理くり作っていくっていうのは、楽しいと思うんですけどね。

 

本気になるからこそ楽しい!

津雲 最近、私は仕事でもワクワクすると言うよりは、目の前にあるのを1個1個片付けているっていう、そんなことになりがちなんですね。周りを見ても、そんなに楽しそうに仕事をしている人が、…これ言っていいのかな?(笑)いないのかな?って感じるんですね。これは私の友人もそうなんですけど。

河本 分からないですけど、本気になるってなかなか難しいと思うんですよ。

津雲 そうですね。

河本 「100メートルを本気で走れ!」って言われたら、早いか遅いかは別にして、一応本気では走れるじゃないですか?

津雲 転びそうですけどね~(笑)

河本 タイムが関係なかったら。

津雲 はい。

河本 でも、「本気で遊べ」とか「本気で仕事しろ」とか言われても、本気の出し方って?徹夜したら本気?っていう。

津雲 あっ、確かに。

河本 でも、それは違うよな?っていう。

津雲 時間を掛けているのが本気ということではなく、熱量?

河本 熱量なのか、どれだけ深く携わろうとするのかとか、それに対してやれることを、どれだけやるのかとか分からないですよ、人によって違うんですけど。本気になると、そりゃ軋轢も生みますし、衝突も生みますし。

津雲 ちょっと避けたいですね。

河本 人と意見は違うことも多いでしょうし。もしかしたら、周りから浮くかも知れないですし。まぁ、そのプロセスには、あまり良いことはないですね(笑)

津雲 「何かちょっと、やりたくないな」っていう気が、どうしてもしちゃうんですけど。でも、先程河本さんのおっしゃられた「本気で新規事業とかやっていく仕込みをするから、成功した時の楽しさがある」って聞くと、」「ちょっとやってみようかな」っていう気にはなりますね。

河本 まぁ、動かないと何も起こらないので。何も起こらないことが分かってると、ワクワクしないですもんね。

津雲 あっ、そっか。

河本 勝手に起こるんだったらいいんですけど。それは、あまり自分とは関係のない。

津雲 ラッキーっていう感じですよね。

河本 まぁ、そうですね。勝手に起こること…何だろうな?あるかな?(笑)

津雲 あははは(笑)もしかしたら“棚ぼた”みたいなことがね。

河本 道歩いてたら、お金落ちてたとか?

津雲 やったー!いや、違う違う、それは届けないと(笑)自分で種を撒かないと、それも本気で、っていうことなんですかね。

河本 うんうん。

津雲 先程「100メートルを走る」っていうお話がありましたけど、じゃぁ「走って」って言われたら、私自身ないですけど、とりあえずは走れるかなと思うんですけど、疲れるばっかりな気がするんですよね。

河本 あぁ、多分、本気になるには練習がいるんだと思うんですよ。準備と言いますか。 

津雲 ちょっと待ってくださいね!本気で走るには練習がいる?

河本 そうそう。その、ワクワクするっていうところに行こうと思うと。例えば、僕もそうですけど、走る練習なんかしてないですし、アスリートでもないので、それがいきなり「走れ!」って言われても、楽しくないですよね?

津雲 はい、何か疲れそうです。

河本 もし、アスリートとして走る練習とか、プロじゃなくてもセミプロでも何でもいいんですけど、本気を出した時に普段よりタイムがちょっとでも短かったら、その時の走ってる感覚とか体調とか、そういったものが感性としてドワっと体に残るじゃないですか?

津雲 うんうん、はい。

河本 達成感もそうだし、「次やったらもっといけるかも」とか、そういった自分の楽しみ方のワクワクが出てくると思うんですよ。

津雲 うんうん。それが練習?

河本 走り方も分からないのに、とりあえず一生懸命走っただけで、不細工やし、美しくないし、自分も気持ちよくないし(笑)本気ではやったけど、まぁ、好きにはならないですよね。「またやろう」とは思わないですね。

津雲 はい、はい。

河本 まぁ、できれば好きなことで本気になるのが一番良いんでしょうけど、別に仕事じゃなくても。そういったのがコロナが落ち着いたとしても、いわゆるパンデミック的なものが定期的にあると考えるのであれば、新しい生き方までとは言わないですけど、楽しみ方を見つけておいた方がいいのかなとは思いますね。

津雲 なるほど。仕事でも趣味でも、私生活・プライベートにおいても、本気になって。その練習をしつつ、本気でできることを何か探して、少しずつやると、ワクワクすることができるかも知れない。 

河本 まぁ、見つからないかも知れないですけど。

津雲 あははは(笑)そうですよね!全力でやって、10個のうち1個か~みたいな。

河本 ただ、まぁ、そういう何かに出会うのは、行動してるからこそ出会うのであって、見つかる可能性は絶対上がると思うので。 

津雲 さっきのお金じゃないですけど、道を歩かないとお金は落ちてない、見つけられないかも知れないですもんね(笑)

河本 そうそう(笑)必ず見つかるとか、答えが分かってるんだったら、やらなくてもいいじゃないかって、何か。

津雲 そうですね、うんうん。

河本 「分からないからやる」っていう方が、正しいんだと思います。 

津雲 あぁ、そうかぁ…。何かお話聞いてて、何となく分かってきました!結果が分かっているものに対して、努力してもあまり楽しくはなくて。でも、何か頑張った先に何かが見えそうな時が、一番楽しいんですね。

河本 そうそう。結果が分かってたら、僕の場合、あまり興味がないです。

津雲 あははは(笑)でも、何となく朧げな理想像みたいなものがあって、それを目指していくんですよね?

河本 そうですね。失敗しない方がいいですけど、失敗したって絶対次に繋がるし、何か得てるので、結構。

津雲 何となく、チャレンジとか本気っていうのは、ダサいと言うか格好悪いと言うか、あと頑張った時に失敗したら傷つきそうな気がするんですよね。それが怖いと言うか。

河本 怖い。僕も最初はそうでしたよ、やっぱり。

津雲 最初は怖かったけど…、今は怖くないんですか?

河本 今は開き直ってますね!

津雲 あぁ、開き直りですか(笑)

河本 うん(笑)失敗したら怖い、恥ずかしい。結局、「人にどう思われるか?」ってことが、結構気になってしまうんだろうなっていうことだと思うんですけど。

津雲 まぁ、人間ですもの。気になりますよ。

河本 僕で言うと、創業する時に「失敗するわ」って、よく言われましたからね。

津雲 えっ、そうなんですね!

河本 でも…。

津雲 今に見ておれ?(笑)

河本 (笑)まぁ、何を言われても、手は貸してくれないしね。

津雲 はいはい。口は出すけど、手は貸してくれない。

河本 貸してくれる訳でもないし、むしろ失敗を願ってるんだろうな、っていう感じもあるじゃないですか?人の失敗を(笑)

津雲 なるほど(笑)まぁね、そんなことは気にせずに。

河本 気にせずに!

津雲 ガンガン前に行くということですよね~。

河本 はい。

津雲 さて、マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は8月27日の放送です。河本さん、ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。