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【第121回】“ステイホーム”今だからできること  2020.5.14放送分

ブログマインズのわくわくキャリア相談室

こちらのブログではFM GENKI(エフエムゲンキ)にて放送中のラジオ番組、【マインズのわくわくキャリア相談室】のトーク内容をご覧いただけます。

■放送日時  第2・4木曜日 9:29~9:49
■提  供  株式会社マインズ

メインスピーカー

株式会社マインズ  代表取締役社長
河本 尚吾

MC

FM GENKI  パーソナリティー
津雲 あおい さん 

 

コロナ禍で、時間がある今だからこそやりたいこと!

津雲 さて、河本さん!ずーっと、お家時間“ステイホーム”というのが続いているんですけれども、ちょっと相談したいことがあるんですよ。

河本 あっ、はい。

津雲 私の知り合いの息子さんが、今年新入社員で4月に入社したばかりなんですけど、研修もろくに受けられないまま自宅待機を命じられたらしいんですね。

河本 ああ…。多いですね、今。

津雲 ところが、何をすればいいのか全然分からないまま、とにかく自宅待機と言われて。何もすることがなく、ひたすら料理を作っているって(笑)

河本 はいはいはい(笑)

津雲 こういう時、何がお勧めですか?

河本 新卒ですよね?

津雲 そうです。

河本 本当に何をしていいか分からないと思うので、そういう方も多いと思うんですけど。お給料は貰えてる?

津雲 そうなんですよ!それで、ますます罪悪感を抱えながら、料理を作ってるって言ってました。

河本 そうですよね。そういう時だからこそ、できることをやった方がいいと思うんですけど。

津雲 はい。こういう時だからこそできること?例えば?

河本 株とか、お金の勉強は絶対しておいた方がいいので、それ関連の本を読むとか、自分自身が勉強のためなので、少額の5千円とか1万円とかで、実際ネットを通してやってみるとか。今ハッキリ言って、コロナの時期ですごく動いてるときじゃないですか?めちゃくちゃ下がったりも含めて。

津雲 そうですね、はい。

河本 なので、余計に勉強になるので、社会のことをそれを通して知っておくとか。

津雲 うんうん。

河本 あと、変に資格、資格って言うつもりもないんですけど、本業とは全然関係ない資格の勉強をするのもいいと思います。

津雲 本業とは全く関係なくてもいいんですか?

河本 全然いいです。関係ない方がいいです。

津雲 関係ない方がいい!?それはどうしてですか?

河本 例えば、生命保険の営業をやるから、ファイナンシャルプランナーの資格を取るとかは、比較的業務をする上で大事なんですけど。

津雲 何か関連がありそうですもんね。

河本 当然、そういうのがあるんだったら、それを取ってもいいんですけど。全く関係ない宅建とか。

津雲 宅建!?

河本 まぁ、あれは不動産絡みじゃないですか?

津雲 はい。

河本 全く不動産に関係ない会社でも、そういう全く関係ない勉強をしておくと、逆にその業界にそれを持ってる人がいないので、知識とかがレアなんですよね。

津雲 あー!なるほど!

河本 その会社とか業界において。レアなので、聞きたい時に連絡が来るわけじゃないですか?

津雲 アイツなら知ってる!って。

河本 そうそうそう。不動産業界で宅建持っててもレアじゃないですよね?

津雲 そうですね(笑)当たり前と言えば当たり前ですね。

河本 そうそうそう。努力は同じで一緒じゃないですか?でも、その効果が、自分のいる業界が違うことによって、自分の価値が勝手に上がっちゃうんですよ。

津雲 あー、はいはい。

河本 それって、年齢は関係ないので。取っておく方がいいし、視野が広がるので、物の見え方が変わって来るので。それも同じ業界にいる人と違う見え方がする、知識が違うので。

津雲 なるほど!

河本 なおさらレアになってくるんですよね。

津雲 あー、なるほどね。この時間に何かを勉強するっていうのは確かに思い付くんですけれども。何を勉強したらいいのかって分からなかったんですけど、ちょっとあえて違うところに持っていく?

河本 IT企業じゃなかったとしても、プログラミングが自分で何か動かし物を作る為に、それのオンラインとかYouTubeでもいいんですけど、それを見てやってみるとか。それも、やってないよりは100倍以上良いので。必ずIT系は役に立つので。

津雲 はい。

河本 まぁ、そのスキルが既にあるんだったら、全然いいんですけど。

津雲 分かりました。出来るだけ幅を持たせると、後々、役に立つということですね。

河本 そうですね。これだけやってりゃいいっていうのは、コロナも含めてもう崩壊しちゃったんで。

津雲 あー、なるほど。

河本 なおさら、いろんなこと、一見関係無いようなことを前向きにやっておくっていうのは、凄い今だからこそできることじゃないかな?っていう。

津雲 はい!分かりました。ありがとうございます。

河本 料理も良いですけどね!

津雲 あっ、料理もね(笑)確かに幅にはなるかも知れません(笑)

河本 何か、料理する男性が異常に増えたっていうのは聞きますけど。

津雲 はい、料理男子良いと思います!(笑)

 

先が見えない状況下だからこそ、自分でしっかり考えていけるように


津雲
 コロナの前と後で、やっぱり社会とか経済とかっていうのは変わりますよね?

河本 変わりますね。どの様に変わって行くのかっていうのは、今いろんなところでいろいろ言われてますけど。経済の落ち込み、GDPの所の落ち込み具合の予測が、20%とかマイナス25%とかっていうのが出てきているので。予測ですけどね。

津雲 あぁ、はい…。想像つかないです。

河本 戦後最悪とか。これは日本だけじゃなくて、世界中がそうなんですけど。それって、例えばリーマンショックの時とかでも、統計の区切り方もあるんですけど、マイナス3%以上とか、マイナス7%とか、失業率で5%とか、そういう風な数字が出てて。直近のリーマンショックでも大変やったんですけど。

津雲 はい。リーマンショックかなり影響があって、うちのスタッフでも『リーマンショックから復活したのって3年位かかったかなー』って実感値として言ってましたけどね。

河本 うん。あれは、まぁ言ったら金融の方だったんですけど、それが実体経済にも影響を与えていったみたいなことで。今回、実体経済がダメージ食らって、リーマンショックの時と同じ比較の仕方で何%になるか分からないですけど、それ以上になることは間違いないでしょうと。マイナス20%以上とかになっちゃって、失業率も6.5%とかいう予測も出てたりするんですよ。

津雲 予測なんですけども。

河本 休業補償して6.5%なので。

津雲 厳しい…。

河本 もし休業補償をせずに、普通に経営不振でリストラとか解雇とかしてたら、アメリカ並みに20%とか行っちゃうような予測なので。分からないですよ。それが当たるかどうかなんて。でも、耐えられるのかなっていう…(笑)

津雲 当たって欲しくはないけれども、ただ、それに近い位な厳しい状況っていうのは確かですよね。

河本 そう。GDPが富の表し方の全てじゃないとかっていう。他の価値、見えない価値もあると。事実その通りだと思うんですけど。

津雲 はい。

河本 GDPの計り方で、誰かの所得、誰かの稼ぎで、誰かの消費だっていう。この金額が一緒だっていう事で、もし20%減ったんだったら、所得が20%吹っ飛んだっていうことでしょう?

津雲 あー!そう考えると恐ろしい…。

河本 それは怖いですよ!っていう風に思いますけどね。

津雲 はい…。まぁ、ひとつの指標として、予測ではありますけれども、かなり厳しい覚悟はしなくちゃいけないんだなというのは思いますよね。

河本 覚悟と言うか、まぁコロナが終わったからって、そんな簡単に戻ってくるとも思えないっていう方が正しいかも知れないですけど。経験したことないので。

津雲 そうですね。誰もがそんなには経験していない位の大変なことではあるんですけど。じゃぁ、どうすればいいんですかね!?

河本 うーん、正解は無いと思います。ただ、自分の頭でどんどん考えていったりしないと。言われることをやってたらいいんやとか。

津雲 今、ちょっと私に言いました?(笑)

河本 いやいやいや(笑)

津雲 あははは(笑)

河本 そういうので、今までは良かったと思うんですけど。前も教育のことで言ったかも知れないですけど、学校の言われる通り勉強して、社会に出て通用しませんってなって、「あんなに頑張ったのに…。これ誰のせいなんですか?」みたいな。

津雲 うんうん。

河本 それを人のせいにしたところで、自分の人生なんでね。結局、何が理想なのかっていうのは、自分にしかないので。やっぱり自分が考えないといけないことなんだろうなと。

津雲 はい。

河本 その手段を一生懸命勉強するべきなんじゃないかなっていう。当たり前と言えば当たり前ですけど、そういう教え方じゃないし、そういう考え方しないじゃないですか?

津雲 はい。そうやって教わってきてないですし、そんな習慣もなかったかもしれません。

河本 そうそうそう。「経済がヤバい」ってなっても、今、目の前で困ってない人もいるので。困ってる人もいると思いますし。

津雲 そうですね。今後、困るであろう人もいるかもしれませんし、あまり変わらない人もいるかもしれない。

河本 人それぞれなのでね。

津雲 はい。

河本 まぁ、国全体のことっていうのは、当然政府とかが考えて実施して行ってもらう、政治家がやってもらうことだと思いますし、そうなんですけど。自分自身がどうしたいかとか、どうなりたいかっていうのを、今までの常識じゃなくて、もう一回考え直したりとかした方がいいんじゃないかなっていう風に思いますね。

津雲 はい。

河本 こんな不確実なのに、寿命が延びていって100年時代じゃないですか?(笑)

津雲 そうですね(笑)

河本 何が正しいかなんて、ほぼないと思うんですよ。

津雲 はい。じゃぁ逆に、自分の思った通りに考えて行動した方が、最終的に正解か不正解か分からないですけど、満足度は高そうですよね。

河本 自分の責任っていう感じするじゃないですか?

津雲 はい。

河本 まぁ、人に迷惑掛けなかったらですけど。

津雲 そうですね(笑)

河本 人に迷惑掛けたら、それはダメだと思うんですけど。そうじゃなかったら、人の言う通りやったのに自分の責任って何か嫌じゃないですか?言われた通りちゃんとやったのに、「お前が悪い」とか言われたらそりゃブレますよ。

津雲 あははは(笑)

河本 だったら、最初から自分で考えて、自分でこうしようと思う!と。そういうのをやる為に勉強した方がいい。お金の勉強も含めて。

津雲 そうですね。それで思い出しました!!前々回の“健全な自己責任”のお話に繋がってきますよね?

河本 そうですね。いや、だって、誰も責任取ってくれないでしょう?

津雲 悲しいかなそうですね(笑)誰かのせいにしたくなりますけどね。

河本 したいですけど、それで済むんだったらいいんですけど。「誰が悪い、あれが悪い」って言っても、自分がハッピーにならないですからね。

津雲 そうですね、確かに!清々はするかも知れないですけど。

河本 清々する程度で。どっちかって言ったら、自分が自分のこと嫌いになっていくだけみたいな。

津雲 ですよね。

河本 それって、豊かかどうかって言われると、苦しいな…っていう感じがしますね。

津雲 苦しい…、うーん。

河本 絶対!もし、自分が自分のことを好きじゃなかったら、誰が好きになってくれるの?っていう。

津雲 あっ!そんな話になってきましたか!(笑)

河本 自分くらいは好きでいてあげようよ、みたいな。

津雲 そうですね。好きでいるからには、その自分の思うことに正直にならないといけないですよね?

河本 うん。で、自分が思うことって、情報によって変わりますから。知ってる情報によって、思い付くこととか答えって必ず変わって来るので。例えば、昔、北朝鮮って拉致とかなかったって言ってるじゃないですか?

津雲 あっ、はい。そんな時もありました。

河本 でも、今、それが違うということはみんな知ってるじゃないですか?

津雲 はい。

河本 じゃぁ、北朝鮮に対してどう思うかって、情報を知ってる知ってないによって全然違うと思うんですよね。それは当たり前であって、別に、外国のことがどうこうとかっていう意味じゃなくて、その為に事実を知った方がいいなっていう風に思うわけですよ。

津雲 なるほど。どんな情報を手に入れるかっていうのも、自分のしたいことに繋がっていくし、自分の人生の満足度にも関わってくるっていう。

河本 僕も、昔に思うことと今思うこととやっぱり違いますもんね。

津雲 同じだったら、それはそれで、またちょっと怖い様な気もしますけど。

河本 うん。それでもやっぱり変わらないものもありますけど。

津雲 あっ、そっかぁ。

河本 それがまぁ、本当にビジョンだったりとか、自分が大事にしたいところやったりとかするんだと思うんですけど。

津雲 それも、変わるところもないと変わらない、自分の中で大切にしたいことが分からないっていうことにもなりますもんね。

河本 そうそう。そう思いますね。

津雲 なるほど!いやー、経済のお話から人生のお話まで行きましたけれども(笑)

河本 あははは(笑)

津雲 マインズのわくわくキャリア相談室、本日はこの辺りでお別れです。次回は5月28日の放送です。ありがとうございました。

河本 ありがとうございました。

津雲 この番組は、株式会社マインズの提供でお送りしました。